笑おう!
テレワーク歴8年目の筆者です。
大企業のホワイトカラー職の皆さんがテレワークになり世間で話題になっていますが、私の場合は何も変わらず自宅が職場であり、自宅が本社です。
ZOOMで打ち合わせする際には上着は少しマシなシャツをまといますが、下はヨレヨレのジャージか短パンです(笑)。
さて、もしあなたのご家族にお子さんがいると、今週から日中のこどもおやじ率がやけに高まって戸惑っているご家庭も多いかと思います。
こどもにとっては急に休みになってご家庭の中で勉強をどうするのか、どこまで全力で友達と遊んでよいのかモヤモヤしていたり、お父さんやお母さんにとっては慣れないテレワークが予想外に集中できなかったりと、そろそろみんななんだか分からないストレスを感じ始めている頃ではないでしょうか。
(些細なことでイライラして口論が増えたりしていませんか?)
原因は、不安。
人は不安という穴を埋めたくて、トイレットペーパーを買い占めに走ったり、やたらに他人はどうしているのかSNSで情報をかき集めるのでしょう。
しかし、不安という穴を埋めたくても、そういった行動をとっている限りは、おそらく穴は開いたままでしょう。
むしろ次はティッシュだお米だ、納豆だと新たな不安という穴を次々と作り出します。
玉石混合の情報の波にのまれ、不安を更に大きくしかねません。
では、どうすればいいか。
ご家庭で取り組める簡単なことがあります。
企業でいえば、リーダーが真っ先に取るべき行動、、、
それは
「笑い」だと思います。
笑いが人の免疫力を高める。
そんな効果があることはご存知でしょうか。
笑いとは、リラックス。その場に一瞬で「安心」を生み出します。
安心というベースなきところに、チャレンジは生まれませんよね。
今不足しているのは、本当はトイレットペーパーよりもあなたのおやじギャグなのかもしれませんよ。
ピンチの時ほど、リーダーがまず率先して笑いましょう。
上の人が笑うと部下は安心して困難に立ち向かう勇気が湧いてきます。
それは親と子の関係でも同じです。
かつて筆者が管理職をしていた際、部下が真っ青な顔でトラブル報告をしてきたとき、
「お!面白くなってきたな!^ ^」
と言っていたことを思い出します。
はっきり言って、やせ我慢でした(笑)
でも、真っ青な顔に血の気が蘇った部下の表情は忘れません。
ピンチの時ほど、リーダーは試されているのだと思います。
先人はこんな素晴らしい言葉を残してくれました。
「笑う門には福来る」
そう、まず笑うから笑えることに気づいたり、そういった笑える出来事が引き寄せられたりするわけです。
今こそ、笑いましょう。
きっかけはなんでもいいから。
思い出し笑いでもそれこそあなたのとっておきのおやじギャグでいいのです。
(できれば寒くならない厳選したものを!)
昨夜、ちょうどテレビで志村けんのバカ殿が放送されていました。
「ダッフンダ!」「アイーン」
たとえば日常すべての言葉の語尾にこれを付けるだけで、我が子はゲラゲラ笑います。(志村さん、ありがとう!)
いろいろ気持ちが落ち着かない時期を私たちは過ごしています。
世の事情が大人(リーダー)ほどよく分からない子供にとっては、実は大人よりもストレスを感じているのかもしれません。
「新型コロナ」(新しいクルマかよ!)の毎日ですが、親の不安やイライラも子供に伝染します。
出来事は起こる。でもその解釈は選べます。
どんな状況であろうが、
「にもかかわらず」私たちは笑い合える強さをもっているのです。
ここは笑いを伝染させていきましょうよ。
まずはご家庭から。
さぁ、笑おう!