良き対人関係をつくるヒケツ。
昨日は今年初の新幹線移動でした。
速い乗り物に乗ると、妙に前向きになってくるのは筆者だけでしょうか。
今年も「出会った人を幸せにする」をモットーに全力を注ぎたいと思います。
それがサービス業の本質ですからね。
さて、組織の問題の中で一番多くて深い悩みとは何だと思いますか?
組織は人の集まりだけに、
対人関係の悩みに収斂されます。
要は、「おれはあいつが嫌いなのだ。」です。
この気持ちを言い換えると、
「自分は正しい。相手が間違っている。」です。
根っこはみんなこれ。
1対1でも部署間でも。会社でも家庭でも。
私たちは、いつもこの呪縛で悩むのです。
筆者は提案します。
前提を変えてみませんか、と。
「自分は正しい。相手も正しい。」
これを出発点にしてみませんか、と。
「自分は正しい」と思う人間の性は、相手も同様にあるもの。
わたしにも、あなたにも何か”もっともな理由”があるのです。
『いまの自分にはわからないけれど、
相手には相手なりのなにか”もっともな理由”があるとすれば、それは一体なんだろうか?』
この問いを投げかけ、想像し、対話することができれば、
お互いの歩み寄りができます。
若手社員の言動や
いつもイライラ気味な上司、
非協力的なとなりの部署、
何してるか分からない社長、
難くせをつけてくるお客・・・
時に「ゴラァ!」と叫び倒したくなる気持ちも大いに分かります。
でもその時が勝負。
どんな前提を持つかで生き方が変わっていくように思うのです。
良き対人関係とは、歩み寄りの総量なのです。
良き対人関係で仕事できることは、
最高の幸せです。
しかし、うまくいっている時ほど私たちは忘れがち。
このありがたみを。
「自分は正しい。相手も正しい。」
ここを出発点に、対話してみてはいかがでしょうか。
されてみると分かりますが、聞き方が自然と変わります。
投げかける言葉も優しくなるはずです。
ちなみに。
今日の話は、会社だけでなく家庭(子育て)でも通じます。
子どもには子どもなりの”もっともな理由”があるものです。
まだまだ未熟なひとりの父親として、
今年はもっと我が子にも耳を傾けよう(と本ブログを書きながら思いました)。