記録せずして改善なし。
独立してから今でもずっと続けている習慣があります。
人前でお話するのが苦手、プレゼンが上手くなりたい・・・
そう感じている人にはおすすめのすぐできるとっておきシンプルな方法です。
それは、
「自分の声を録音して聞く。」
たったこれだけです。
小さい頃に遊びでやりませんでした?
で、自分の声の違和感にプチショックを受けたり。
そう、あれです。
あのときの懐かしさを思い出しながら大人になった今、再びやってみてください。
会議でも商談でも朝礼のスピーチでも何か人前で話す場面で。もしあればボイスレコーダーでもいいですし、自分のスマホでも簡単に録音できますよね。
(スマホなら、動画でも撮ることができるのでよりおすすめです。)
そしてできるだけ時間を置かずに、
「聞く」。
言わずもがなですが、聞くときはイヤホンを使用しましょう。
自分の声に集中するためです。
どうですか?あ〜恥ずかし。そうでしょうそうでしょう(笑)。
ちなみに僕は、自分では結構いけてるつもりでいたのですが、
独立当初の頃、ある2時間のセミナーをした後に「マイボイス」を聞いて
あまりのヘタさに新幹線の中で愕然としてしまったことがあります。
赤面ここに至り。
でも、慣れたらなんでもありませんから。下手なんだ、オレ。そこからリスタートすればよいのです。
むしろ、あの時に勇気をもって「マイボイス」を聞き続けたからこそ、
今の自分があると思っています。
何歳になっても成長するために大切なことは、自分を客観視することです。
自分の声を冷静に聞くと、様々なことに気がつきます。
「うわ、つかみ思い切っきりすべってるし・・」
「すべると、いつも早口になる・・」
「話とんでる・・」
「語尾、ごにょごにょ(あ〜自信ない内容だったからだ)」
「”え〜”がやたら多い」
「そこ、”間”をもっと取ってもよかったな・・・」
「まとめを3つで言うと締まりがよくなるな!」
「気付かなかったけど、反応の声が意外に多かったな!」
こんな感じです。
セミナーをした帰りの新幹線や電車の中で聞きながら、感じた改善点をメモするのです。
いつもお伝えするのですが、
「書くと、見える。」
「見えると、変えやすい。」
シンプルにこの繰り返しです。
同時にセミナーの内容自体の振り返り、改善ポイントも浮かび上がります。
次ここの事例は変えてみよう、とか。
プレゼンが上手くなるシンプルな方法、ぜひお試しください。
話が上手くなるノウハウの書籍をたくさん読んでいる方はいても、自分の声を記録し、向き合う習慣をもった人はあまりお見かけしません。
でも僕は経験上、こう思うのです。
記録せずして改善なし。
必ずあなたの成長につながる気づきや発見があるはずです。
ちなみに。
僕は今でもウンザリするほど改善点が見つかります。
でも改善点がハッキリするほど前進感があるものです。
あなたもお試しを。