KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

なぜ手書きメモを書くと人生が変わるのか?

筆者はいろんな企業組織に「メモ」を教えています。
そこで毎回言うのは、「メモで仕事どころか、人生変わりますよ」というくだりです。

「え?メモで?」という怪訝な表情をされることが多いです(笑)。


いつも時間の関係上じっくり語ることが少ないので、改めてそのカラクリを紹介します。

 

1、私たちは日頃”自分の心の声”をどれだけ聞けているのだろうか?

かつて筆者は、自分の心の声よりも、

・他人にどう見られたいか?
・他人の評価を得るためにはどうしたらいいか?

そんなことばかり気にしていた時期がありました。
うだつの上がらない会社員の頃です。

 

他人から良い評価を得るのは大切ですよ、でもそればっかりだと・・・


いや〜くるしい!ほんまくるしかった!
今年の一文字は、と聞かれたら即「苦!」みたいな状態。
これが数年間続きました。

 

当時私は他人の心にばかり気をとられていたわけです。
つまり、自分の心を押しつぶしていた。


「うわっ楽しい!」
「もっとこうしたい!」
という気持ちを見失っていた。

 

理屈ばかりが先行して、頭でっかち。
理屈って簡単に自分にウソつけるのですね。
自分をだます日々。やがて自分の本心がわからなくなっている・・・。

静かに問いますね。

「あなたは自分の心の声、聞けていますか?」

 

 

2、自分の心の声が聞けるのは、自分だけ

あたりまえですよね。
でも、もしかしたら他人の目や評価を気にしすぎて、自分の心の声をないがしろにしていませんか?
そんな方に筆者はよくお会いします。
かつての筆者のように。

 

もっとも大切にすべき自分の心が、雑音に埋もれて見えなくなり、日夜スマホや書籍で知識や情報をせっせと集めメタボ状態になっていたとするなら、、、
そんな人が多い社会かもしれません。

 

自分の本当に好きなこと、楽しいこと、やりたいこと、
映像レベルで見えてきますか?

もし見えていなかったら、、、
ここで頭のモヤモヤや雑音を整理する習慣をオススメするのです。

(学校でも会社でも教わりませんよ〜!)

 

 

3、バッサリと捨てていくことで、大事なものが見えてくる

 

整理とは、すなわち捨てること。
その最高のツールが、手書きメモなのです。


メモで日々頭の中にある余計なもの、不要なものをバッサバッサと捨てていくのです。
思考や情報を整理する(不要なものを捨てる)ことで、大事なものが見えてくる。


その手法を筆者自身が実践したことで、会社員を辞める決断をし、たったひとりで独立し自身のやりたかった仕事やライフスタイルを実現してきている経緯があります。

 


繰り返します。
整理する(捨てる)ことで自分の素直な心の声が浮き彫りになっていくのです。
メモという思考の整理棚が身の回りにあるかどうかだけ。能力ではないのです。
ここが大事。

 

心の奥から突き上がってくる熱のある声(本心)が紙の上で言語化できると、それが目標に変わります。
本心という内側から湧き上がるような目標ができると、気持ちは前向きになります。
自然と毎日の思考や行動の優先順位も変わってくるのです。
それらもメモで次々クリアにしていけます。

 

ふと気づくと、”アレ〜、人生変わっている”。

 

不器用な筆者が自ら実践し、豊かな現実を手にできた(まだまだですけどね)。
これ独り占めするのはアホやな、と思っています。

 

筆者はこれまで色んな人達にお世話になり、助けられました。
だから、今度はいろんな人に惜しみなく手渡し助け、みんなでますますハッピーになっていこうと思っているのです。

カッコつけると、いくら儲けるより、社会貢献です!キリッ笑

 

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筆者が毎月1回やっているプライベート講座のご案内です。

 

「あなたの思考を磨くメモ技ワークショップ【体験会】」

 

どなたでも参加歓迎です。
5月のテーマは「思考の片づけ」。
頭のモヤモヤ掃除につながるメモ技を持ち帰ってください。

 

◆日時 2019年5月30日(木)19:00~21:30
◆会場 大阪市西区江戸堀1-19-23
    NAGASAKIビル205
◆定員 10名程度(先着順)
◆費用 2,000円(当日現金にて)
◆持ち物 ふだんお使いのメモ帳、ノート、ペン


場所が大阪となりますが、ご関心とタイミングが合えば、
お気軽に体験会にお越し下さい。

申し込み、問い合わせは
komagome.hiroaki◯gmail.comまで
(◯を@に変換)

 

答え探しより問いから始めよう。

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人生は「?」と「!」の2つで構成されている

 

名前は覚えていないが昔書店でふと手にした新書の1ページに書かれていた一行。
妙に腑に落ちた。

「?」とは問い、「!」は答え。

 

そう、私たちは日々何をしているかといえば、
自らに問いかけ、答えを出している。


つまりそれが「考える」ことの正体。

 

学校では、与えられた問いを解くだけだった。
しかし人生では、自分で問いを立てて、自分で解く


自分で問いを立てることができて、初めて私たちは自分の眼で世の中や物事を見ることができる。それが必要な情報か否か選別できる。
つまり自分の頭で考えることができるのだ。

 

かつての自分がなぜ空回りばかりしていたのか、行き詰まりを感じていたのか、知識やノウハウを集め、セミナーや教材をアレコレ購入し、必死に学んだ割に仕事の成果に生きなかったのか、その理由がわかった。

 

僕には「?=問い」がなかった。

「!」ばっかり探し求めていた。
問いがあいまいなまま、答えをアレコレ欲しがる。
だからフクザツだったんだ。

 

何について考えるのか、ケリをつけたいのかをまず決める。


問いを決めた瞬間に脳は、その答え(ゴール)に向かう。
着地点を意識している人を、仕事ができる人って言うのではないか。

 

「?」と「!」。
今のあなたはどうだろう?

試しに自分のメモでもノートでもいい。
開いてみて、この2つが書かれているだろうか。

 

 


あなたがどんな問いを持つかによって、人生の質は変わっていく

ずばり、問いの質は人生の質に比例する。
40代が見えてきた頃、ようやくこのことに気づいた。

 

身近な例でいえば、

職場で不機嫌な上司がいるとする。

・なぜあの上司はいつも不機嫌でイライラしているのだろう?(嫌なので目合わせんとこ)
・今上司が目指している状態ってなんだろうか?(理解したいからまずは聞いてみよう!)

 

好きだった彼女(彼氏)に振られたとする。
・どうして僕は振られたんだろうか?(どうせ俺、私は・・・)
・これをきっかけにどんな成長をしようか?(ちょうどよかった、これをきっかけに!)

 

不機嫌な上司の存在、好きだった人に振られた、これらの出来事は一見あなたにとって大きくてやっかいな問題に見えるが、出来事は常にニュートラルだ。


ほんとうの問題は「その出来事に対するあなたが、一体どんな問いを立てるのか」にある。



出来事はこれからも色々起きる。
しかし「問い」は自分で選べるし、変えることができる。



こんな大事なことを学校でも、会社に入ってからも教えられてこなかった。
ほとんどの人は問いの立て方なんて練習をしていない。

 

 

正解の問いはないけど、より良い問いなら常にある。


あなたの人生により良い問いを。


そしてあなたの大切な人たちも、よりよい問いを。

 

筆者はそんな人たちを講座やコンサルティングを通じて下支えしていきたい。

 

 

 

答え探しの前に、設問を考えよう

 

何か頭の中でモヤモヤっとした引っ掛かりがある。
みな、そうだ。

 

それら懸案事項は、すかさず書き出していくといい。
できたら「問い」の形で書く。


まさに自分だけの設問リストだ。


問いは少し訓練が必要だが、やってみる価値はある。
どんな悩みや問題でも適切な設問さえあれば、人は前に進めるから。


仕事に置き換えれば、この設問リストを20でも30でも書き出せる人こそが「意識高い系」であり、「仕事のできる人」ではないか。
その人の真の実力は設問の量に表れる、たぶん。

 

仕事だけではなく、ふだんの暮らしや子育てに関しても同じ。
心の引っ掛かりや懸案事項は問いの形でリスト化しておくと、見えてくるものがある。

それは様々な情報や出来事や他者との何気ない会話から示唆やヒントという形で。
リスト化自体が心のフックになっているからだ。

 


焦って答え探しや情報に当たる前に、まずはMy設問を書き出してみよう。

 

いつも問いから始める。

問いはあなたの未来をより良くする思考ツールなのだから。

 

どうぞお試しを。

 

 

 

***

 

さいごに。

アインシュタインの名言を。

 

「もし自分が死にそうな状況になって、助かる方法を考えるのに

1時間あるとしたら、最初の55分は、適切な質問を考える。」

 

 

俺はさっさと走って逃げるぜ!
そう思ったあなた!私もそう思いました(笑)
しかしやっぱり天才はやることが違うのですね。
ちょっと私たちも真似してみましょう。

 

 

 

 

誰でもできる”自分の現実を変えていくシンプルな行動”とは?

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 筆者は企業組織のコンサルティングだけでなく、経営者や社会人の方々へのパーソナルコーチの仕事もしています。

 

 

もうみ〜んな悩んでいます。

 

 

経営のこと、他人との関係、お金のこと、将来の不安などなど。
筆者も含めみんな人ですから、悩みは尽きないしあっていいと思います。
そういった方のお話に耳を傾け、メモしながら整理していくのが私の仕事です。

 

悩みはさっさと解決したいもの。
どうすれば悩みを早く解決できるのか、つまり目の前の現実を変えていけるのだろうか。

 

実はこの論点について、悩んでいる方々の”ある共通点”に、この前ちょうど吉野家で牛丼を食べながらふと気づいたんです。筆者の若い頃も振り返るとそうだったじゃないか、と。今回はこの素朴な気づきについて言及したいと思います。

 

 

それはスバリ、、、、

 

 

”座って”悩んでいる」

 

 

この地味ブログを読んでいるあなたももしかして今、座ってます?
日本人、座って物事を考えるの好きなのでしょうか。
ましてや会社員だとひとりひとり自分のデスクがあったりするので、仕事中でも座って悩みやすいのです。今思えば、贅沢な環境です(笑)。

 

筆者が問題視しているのは、座るという「姿勢」にあります。
たしかに座るとラクだし落ち着きます。だから座って物事を考えたり(ここでは便宜上悩むも含め)するわけですが、考えているその時間、当たり前ですがな〜んにも現実は変わっていませんよね。



かつて、新入社員研修用のテキストに「考えながら走る、走りながら考える」という何かのCMのようなフレーズがあったことを思い出しましたが、今の筆者はもっとシンプルにこう言いたいと思います。

 

 

悩んでいる人たち(特に若手)よ、

「動いてから、考えよう。」

 

 

 

例えば、いま座って考え事して(悩んで)いるあなた、まずは立とうか。
そして(できるなら)窓を開けて、気持ちのよい風と日光を入れよう。
次に目の前のデスクに積んである書類やコップを片づけて、埃と指紋べたべたのパソコンの画面を綺麗に掃除しよう。机の下、物を詰め込んでいませんか?そのほとんどは不要なはずです。バッサリ捨てろ!ご丁寧にクリアファイルに入れてある資料の98%は2度と見ないし、使いません。(経験上)

で、机の上も下もキレイさっぱり何もない状態にしたら、さっさとその部屋を出よう。


できれば外がおすすめ。
歩け、歩け、ネクタイなんかとっとと外して歩く。
できれば近くの公園まで。

自分の頭で行き詰っているんだから、
さっさと「誰に」相談しようか3人リストアップしよう。

で、その場ですぐ電話なりメールなりしてアポを取ろう。
意外に数時間後には相談できたりするはずだ。
時間を取ってくれた人には忘れずに必ず感謝すること。
(もちろん会った際にも感謝する)

まだちょっとモヤモヤしているなら、考えるな。
その場でスクワットをしよう。
体じゅうの血液が巡り始め、軽く額に汗がにじみ出てくるまで。

 

ハァ〜考えるのめんどくさ、そのモードになったら、
次のステップへ。やりたければ「考えても」いいですよ。


・・・・

以上はもちろん例えばです。
ダイジなことは、まず動く。動いてから考えればいい、という2ステップにすることです。
少なくとも、何か動いたからこそ、現実が変わり始める。


悩む人の多くは、ほぼじっと動いていないのです。
だから、現実がいつまでもそのままなんだ、ということに気がついて欲しい。
あなたが部屋から飛び出さない限りは、現実は何も変わらない。

 

ある人に失礼なことをしてしまったなぁと思うのであれば、さっさと電話して、ごめんなさいをする。

 

株式投資ってどうなんだろ、といつまでも悩むのではなく、さっさと証券口座を開いて、資料を取り寄せ、最低単位で購入してみる。最低金額で投信の積立を始める。
セミナーに行って勉強してみる。


ハワイに行きたいな〜とぼんやり思うんじゃなくて、その場でもうチケットを取る。
グーグルカレンダーに予定を書き込む。


GW何か読書しようかな、と思うのではなく、さっさとアマゾンでぽちぽちっと購入してしまう。

こんな感じです。

 

人はショートカットしたい。で的を得る最適解を1発で得たくて、座って考える「構え」を取るのかもしれません。しかし多くの方々の悩み相談を受けながら思うのは、頭の中で考えすぎてかえって遠回りになっていることの多さです。
もしかして考えすぎてすらいないかもしれません。
ただぼんやりぐるぐる妄想しているだけなのかも。(筆者の経験上)



こうかなと思ったら即行動。サッサと動く。そこから感じ、見えるものがあるから、修正修正していけばいい。人にもどんどん頼ればいい。
狭い狭い自分の部屋(頭の中)、会社という枠組の中だけでなんとかしようと思わなくていいのです。

筆者が言わんとしていることは、理解できると思います。
ならば、まずはこの簡単すぎる行動を試して欲しい。

 

座わったまま、悩まないこと。
悩みだしたら、まずは立つ!(そしてGo!

 

つべこべ考えず、動く。
たったこれだけで、あなたの現実は変わり始めます。自戒を込めて。

 

 

 

テレビを封印した結果起こったこととは?

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現在我が家には3人のかわいい子供たちがいるのですが、まぁ言うことを聞きません。
宿題やらず、ご飯の時間でも席に座らず、お風呂といっても入らず、朝も・・これもそれも、春だからでしょうか??

 

で、先日ついに妻がテレビの見過ぎだゴラァ!とついにリモコンを隠したわけです。
(世のお母さんたち、やってますか?やるでしょ時々)

 

子供たちにとっては衝撃だったようです。
どうすんねん、家でなにすんねん!と長男は怒り狂い、長女はユーチューブが観られない日曜ならいらん!と意味不明なことを叫び、次男はおもちゃの剣を終始振り回し見えない敵と戦っていました(笑)

 

まぁまぁといつもなら子供たちに甘い(と言われる)筆者が、妻をなだめて元どうりにするのですが、今回はちょうどアマゾンスティックのリモコンの電池も無くなったタイミングだったので、まぁちょっと休もうか、と妻に賛同しそのまま気づけば1週間が経ちます。

 

 

その結果、どうなったのかをレポートしたいと思います。(結構よかったのです!)

 

①まず家族の対話が増えた
今日学校であったこと、仕事の話、お金の話、パパの子供の頃の話など、日頃話してはいたつもりでしたが、テレビに取られていた時間って結構あったことに気がつきました。普段から会話はもちろん意識してやっているつもりでしたが、コミュニケーションが2倍ぐらい増えた感があります。
量だけではなく、目を見ながら話すという当たり前なこともできていたことに気がつきました。ちょっとした表情の変化や曇り具合も察知しながら。
テレビを観なくなったからかどうかわかりませんが、一方的な会話というより双方向の対話が増えたということでしょうか。

 

②意外な関心ごとに気がつく
3歳の次男、アマゾンプライム仮面ライダーを観るのが帰宅後の日課でしたが、駄々をこねても観られないと観念してから姉のジグソーパズルを引っ張り出して遊んでいます。
そして、驚くことに一人で完成させたりしているのです。すごいね〜と褒めるともうずっとやっています。そして、飽きると絵本を手にするようになりました。読み聞かせは結構疲れますが、こういうことは頭の体操、成長になるので嬉しいですね。

 

③兄弟喧嘩が減った
いまだに我が家ではチャンネル争いが頻発していたのですが、その原因がなくなったので結果も変わりました。ちょっとした喧嘩は相変わらずありますが、随分減りました。
当然、親のエネルギーも無駄に使わなくなります(笑)。

 

④寝つきが良くなった
電磁波を浴びる量が減ったから?でしょうか。3人ともすぐ寝付くようになりました。
親としては相当ラクです。

ちなみに筆者もすぐ寝落ちしています(笑)。

 

⑤自ら宿題をするようになった
これが大きい。我が家は長男と長女を近所の某◯◯式教室に通わせています。このメソッドの良し悪しは意見が分かれると思いますが、基礎の繰り返しをさせたかったので通わせています。で、ここは毎日プリントの宿題を自宅でやるのですが、これがなかなか・・・

 

 

やらんのですよ

 

あーだこーだ、言い訳をして、

 

 

まぁやらんのですよ!!

一体誰に似たのか笑⁉︎

 

 

たぶん、日本中の◯◯式に通わせている多くの親御さんの悩みだと思います。


「やれ!いやだ!やれ!いやだ!」この新喜劇ばりの親子コントいや紛争が各地で日夜起こっているはずです。


でもしょうがない。子供の立場に立てば、何のために毎日計算問題解かなあかんねん!となるでしょう。目的を子供目線で話しはしますが、なかなか通じないというか、どう言おうが腑に落ちないものです。

私も含めてほとんどの方が大人になってようやく勉強の意味がわかるから。

最初から目的が見えない、これが子供の勉強なのです。意味のわからないことはある意味拷問に近いのかもしれません。

ずっと抱えている1つの悩みでした。

 

ところが、今までテレビで費やしていた30〜1時間がぽっかり空くと、自然と”もうやるか”となっていったようで、ダイニングテーブルで妻がパソコンで仕事をし、隣で子供が勉強をし、パパはお酒を飲みながら読書をする。
というなんだか理想的な夜の過ごし方ができたりするのです。

 

テレビの音が家庭からなくなると、グッと静かになります。


しかし、その静けさというのは、何が大事かを自ら考える空間となり、大事な事に時間を費やそうと思考と行動が変わっていく手助けになるように思います。

 

とまぁ随分美化した結果報告になりました。


まだたった1週間なので、今後どうなるかわかりません。
ただ1つ言えることは、、、

 

 

テレビがなくても、何も困らない。

ということに子供たちが気がついた、ということです。


もちろん、観たら観たで楽しいし、そういった時間の使い方もありだと思います。
メリハリなりルールなりで適切に付き合う方法は色々あるでしょう。
テレビ(パッド、ゲームも含め)への対応は今後妻と相談していきたいと思います。

 


一見自分にとって大切だと思えたことでも、もっと大切なものが見えて来る瞬間があります。それが大げさに言えば自分の世界を広げること、なのかもしれませんね。

 

 

 

若者と通じ合う方法とは?

あなたの職場にはフレッシュな新入社員がやってきましたか?
本記事は新入社員の受け入れのヒントに。

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新人研修の講師をしていて感じること

 

仕事柄、4月は企業の新入社員研修があります。
ありがたいことに今年も某県において講師をしてきました。
テーマは一応「ビジネスマナー」。


数えてみると、この新人の方々がちょうど生まれた年、筆者は社会人デビューを飾っている計算になります。

 


新人研修の講師をして思うことが毎年2つあります。

 

1つは、やはり筆者はこの仕事が好きなんだなっていうこと。


当日の朝、前泊したホテルを出る時、いい歳して未だに一番ワクワクするのです。
これから未来に向けて頑張っていく人たちに、道先案内人のように知恵と励ましをする。

 

今まで生きてきた自分の経験が役立つ。
そう思うとこんな仕事をさせてもらってありがたいなぁとしみじみ思います。

一番反応があるのは、私自身の失敗談とその反省から見出したノウハウを「余談」として語る瞬間です。


参加者はこの時、目を輝かして余白にメモしまくります。
食い付きます。

 

たぶん相手の記憶に残るのは、テキストに書かれている正論らしきことや華々しい成功談よりも、筆者が参加者目線で語る失敗談とそこからどうやって立ち上がったのか、なのではないかと思います。

 

たしかに人は成功より、失敗から多くを学びますし、聞きたいのですね。


筆者はネタに困らないほど20代は失敗と空回りの連続でした。
当時は毎日逃げ出したくてしょうがなかったことや恥ずかしい思いをたくさんしたことが、今は大きな財産になっています。


かつて自分が悩んだことって、時間が経つといつか誰かの役に立つようです。

 

 

2つ目は、とはいえ新人の皆さんと通じ合うことが年々難しくなってきているという感覚、です。

 

事前に仕込んだ軽い冗談など、ほぼスベります。

「なんかオッさんいうたな…」という無情な顔で無反応。

年々笑いの低下傾向に歯止めが効きません。

なので、無理に笑いをとろうとも思わなくなり、逆に自然体で臨めるようになっている、とも言えるのですが、正直書いていて何か負け惜しみにしか感じられません。。

 

なぜ筆者が笑いにこだわっているかと言えば、「通じ合う」ためです。


通じ合うことで、相手の状況が分かります。
それにより一番伝わる的確な表現(言葉)を選択していけるからなのです。

 

しかし近年は、講師に質問してくる積極的な参加者は少数か無。
逆に、ハスに構えるヤンチャな新人もほぼ絶滅状態。
驚くほどみんな素直で「いい子」たちです(それは不気味なほど)。

 

いい子なのですが、反応が薄いことも特徴で、わかったのかわかっていないのかを表情から読み取ることが難しくなってきているもの事実。
(もちろんすべての人が、というわけではありません)

 

要は、わかりにくい!

 

どうしたら通じ合うことができるだろうか?とこれはささやかな筆者の悩みでした。

しかし、ある簡単な方法で通じ合えることに気がつきました。

 

 

通じ合う方法は、「笑いではなく◯◯」だった

 

若い方々と話していてうすうす気づいてはいたのですが、ああ、これか!と。

 

 

それは、

 

「問い」。聞けばいい。

 

問い、つまり質問なら通じ合えることが分かりました。
質問が相手との架け橋になる最適なツールなのです。

 

例えば「ビジネスマナーは大事だ」と正論を伝えても、それがどう受け止められているか私にはわかりません。人ぞれぞれでしょう。

 

しかし、「どうしてマナーって大事なんだろうね?」という問いを投げかけると、同じ問い目線から一緒に考えられます。それぞれの考えを引き出すことができる。


人それぞれの価値観や前提、知識のレベルが分かってくるのです。
それは学びのスタート地点に立つような感覚です。

 

若者と通じ合うには、質問を投げかける。
質問なら世代や年齢差を超えて通じ合えるのです。

 

 

今年の研修ではたくさん新人の皆さんに質問を投げかけ、一緒に考えてきました。
正解は1つじゃない。それが社会ですからね。

こんな地味ブログを目にすることはないかと思いますが、新社会人の皆様、
素晴らしい社会人生活を送れるよう祈っています。

 

社会人生活を目一杯楽しんで♪

 

 

***

書いてて思いました。子育てもまさに同じですね。
焦って答えを言うより、しつもんから始めよう。

 

子供も親も前向きになれる叱り方とは?

子供を叱るって結構エネルギーを使いますよね。
あなたは叱るの得意ですか?

 

我が子は8歳、5歳、3歳。
3人3様でコミュニケーションは違います。
当然叱り方もビミョーにさじ加減を変えなければうまく伝わりません。

 

同じ年齢を持つ方々、なかなか苦労していませんか?

 

大人の教育コンサルティングを仕事にしている筆者も、日々試行錯誤の連続です。
正直、自己嫌悪に浸る日も少なくありません。。

 


でも子育てはどんなビジネス本を読むよりも実践的な学びになります。
リアルな人材開発です。

 


さて、どうやったら子供が素直に受け止める、修正していける注意や指導をできるだろう?と試行錯誤の中で、子供を叱る時の「あるコツ」が最近わかってきました。

 

それは、、、

 

 

「未来志向であること」

 

 

感情的になるのは良くない、と頭で分かっていても我が子を叱る時には感情が入ります。だってにんげんだのも。

 

感情的になりすぎるのは問題ですが、そこをコントロールすることを努力するよりも、叱る時のベクトルを「未来に向けることを忘れない」方が効果的だとわかってきました。

 

 

「もしこうすれば、次はもっと楽しいよ」

「ここさえ直せば、もっとできるようになるぞ。」

「がぁーー!!(そうだ未来志向で)”お前はやればできる子だってパパは知ってるからな”」

 

 

こんな風に必ず未来志向にしていく。
子供の受け取り方が前向きに変わっていくのと、最後を未来に向けてあげることで、お互い引きずることなく切り替えをしやすくなります。

 

叱らなければならない時は、「未来志向」をセットで。

子は誰しも可能性のかたまりですからね。

 


お子さんを今夜早速叱らなければ、という状況のパパママ。
よかったらお試し下さい。

 

もちろん毎日子供を叱らない、に越したことはないですよね。
でも時に真剣に叱るも愛です。やや感情的であっても感情に振り回されなければOKだと思います。親として堂々と叱りましょう。

 

なお、この未来志向という点、管理職の部下指導においても同じと言えます。
どうぞご参考にされてください。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

人事異動でジタバタしない。

筆者は過去8回異動しました

 

さてこの年度末、繁華街の飲み屋では「なんでオレなんだよ〜」「行きたくねー」というクダを巻いた若者からおじさん達のダミ声が響き渡っていたと思います。

 

この世は出会いと別れの連続。

そう、会社でいえば人事異動の季節です。

 

企業組織というのは、人事ローテーションを定期的に実施しながら、事業戦略の実現の為に適正配置、育成の手段として異動を行います。

 

あなたには異動辞令、ありました?

 

中にはハッピーな異動というものもあります。昇進含みとか、やりたかった仕事ができるとか。

 

一方で、というか大半はまずは異動=ネガティブな出来事かもしれません。

人は現状維持バイアスがあるので、変化というものは一見ネガティブなことに分類するからです。

 

筆者は企業で働いていた15年間の中で、つご8回もの異動(場所が変わる、という意味で)を経験しました。改めてその多さに驚きます。

 

特に社会人になり初めての会社では5年間の中で5回、つまり1年に1回ペースで勤務地が変わりました。

 

転職したコンサル会社では、東京⇄大阪と行ったり来たり。なんなら第一子が生まれ、マンションを購入した直後に辞令が出た時にはさすがに「いじわるか?」とも。

 

いずれも志半ば、で異動辞令が出るので、よく「村さ来」で深夜までクダを巻いたものです。

 

なんかね、今思い出すと当時はそれこれ本当に一生懸命やっていたので、異動というのが何か自分を否定されたかのように受け止めていたのかもしれません。若さゆえ。

悔しくて意味不明に涙を流したり…。

我ながら暑苦しい奴ですね笑。

 

 

 

何事も「人間万事塞翁が馬」とみる

 

その時は、納得いかなかったり受け入れ難いことも多々あった異動でしたが、今思えばアレがあったから今の自分がいる、のですね。

 

例えば今の妻とも出会えていない。当然可愛い子供たちに出会うこともなかった。サラリーマンを辞めてフリーランスとして生きる決断もしていなかったでしょう。

 

異動、転勤という一見「負」に思える出来事は、実はギフトだったのです。

あなたの人生をより豊かにしてくれる大チャンスになるかもしれない、という解釈だってできることを、特に若い方々には伝えておきたいと思います。

 

最近は異動を平気で拒否する若者が多いと聞きました。中には人権侵害だ、とか転勤退職という言葉まで登場したり…

何でも過敏に反応し過ぎる現代の空気に違和感を持ちます。

 

 

 

しがみつくな、こだわるな、うけいれてみよ

 

介護とか特別な事情がない限り、異動にゴネたりせず「ハイ喜んで!」と素直に受け入れて行きましょう。

 

仕事を自分の納得いくまで完結させたい気持ちは分かります。今の職場の居心地の良さや優しい上司の下で働き続けたい気持ちもよーく理解できます。

 

しかし、企業というのはあなたの個別事情で動いているわけではないのです。プロセスの途中途中でバトンを手渡しながら仕事を進め、時にフォーメーションを変えるのは至極当たり前なのです。

 

会社というのは、チームプレイなのだから。

 

筆者の8回の経験だけで申し訳ないのですが、異動は確実にあなたを成長させるし、豊かな出会いが必ず待っています。

 

異動というのは組織で働くひとつの醍醐味なのですよ。今だから言えるのですが、異動させてくれた会社にとても感謝しています。

 

筆者のように、運命的な出会いだってあるかもしれませんよ。

 

人事異動に未だ納得していないあなたに、何度もいう。

異動や転勤はギフトだ。

ジタバタせずに流れに乗って未来を向こう。

 

 

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春休みということで混んでいました。

本文とは関係ありません。