出入り口の法則。
何か新しいものを仕入れるならば、
最初に古いものを出さなければなりません。
「出入り口の法則」です。
世の中、すべて出す方が先だという法則です。
モノの片付けも、まずはクローゼットや押し入れの中身を
すべて出すことから始まります。
あなたが毎日乗る電車も、
出る方が先です。
資産形成も、まずは自分の「資」を市場に「投」げること
から始まります。
気持ちの切り替えについても、
怒りや悲しさを出し切ってしまうと
すっきりして自然と新しい感情が入ってきます。
体においても便秘が続くと不調になりますよね。
筆者の専門分野である
思考の整理も、まずは頭の中にあるモヤモヤを
紙の上にすべて書き出してみることが基本です。
あらゆる分野において、
「出す」って大事なのです。
すぐ出せる自分になると気持ちは軽くなります。
結果的に仕事も暮らしも前進していけると思いませんか。
何か悩んでいることや問題解決したいこと、
すべて「出入り口の法則」を当てはめてみてください。
出せずに、入れようとばかりしていないでしょうか。
まずは、出そう。^^
***
例えば、
仕事のできる方ほど、複雑だなっと思えばすかさず紙やホワイトボードに書き出しながら要点をつかみますよね。
分からないことはバンバン聞きながら。
私はこれが苦手でした。
いつも抱え込むことで苦しみました。
今はすぐ出せるようになりましたが。
出すということは「視覚化」。
世の中が大きく変化している今、
たぶんあなたも私も自分の内側と真正面から
「向き合う」ことが大切になってくるでしょう。
あなたは向き合うのが得意ですか?
この向き合うって分かるようで実はどうすればいいかよくわからないコトバです。
そして、大切なことほど誰もやり方を教えてくれない。。
私はごく簡単な方法をおすすめしています。
それは、
『アタマの中にある考えや浮かんだコトバを
紙に手書きしていく』という素朴な方法。
いま日々の報道を見ると、
気持ちが不安に偏ることもあるかもしれませんよね。
不安な時ほど、思考を紙に吐き出すといいです。
アタマの中でうごめく感情やつぶやきをただ書き連ねてみる。
そして、ここが大事なところですが、
ありのまま書いたコトバたちをボ〜ッと眺めてるのです。
ぼっ〜っとがポイントです^^。
これがシンプルな「向き合う」構えです。
書いたものをぼんやりと眺める。
やってみると分かりますが、
書いたメモをきっかけにまた考えが浮かんできたり、冷静に自分自身へアドバイスをしたり、
優先順位を付けることができたり、と
客観的な状態で自問自答ができるのです。
これがメモを生かす、ということにつながります。
もれなく「自分で考える力」がついてきます。
これは不確実性の高い時代にパフォーマンスを上げる上で大切な能力です。
今の時代、1つの正解なんてないから。
まさに世界がザワザワしているこのタイミングこそ、思考整理力の出番だと筆者は思っています。
(うん、仕事が増えそう〜!!^^)
紙とペンさえあれば、
いつでもどこでもできます。
そして、簡単なのにリターン大!なのです。
***
よかったら、
書いてみませんか?
古いものを出すと、新しいものが入りやすいのです。
今おすすめの問いは
「これから先、私は自分の人生をどうしていきたいだろうか?」
です。
この一行だけ紙に書き出して、
お茶を飲みながら、眺めていただいてもOKです。
何か書きたくなったらもちろん書いて頂いて。
放っておいてもアタマは勝手に答えを探し始めます。
筆者自身は古い価値観、常識を書き出して手放していっています。
新しい価値観が入ってくる空白がかなり空いてきました。
さてこれから何が入ってくるか、ワクワクしているところです。
世界中、あなたの企業においても、今までの常識や価値観がガラガラ崩れていきます。
そんな時代、まさに「大変」な状況がやってくるでしょう。
でも大変、とは月並みですが
「大きく変わる」と書きます。
実は、大チャンスの到来なんだと思います。
あなたはどんな風に変わっていったら胸熱ですか?
今度ぜひ聞かせてくださいね。
では^^