KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

ようやく出会えましたね。

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”たった一言”で物事の認識がガラッと変わる。


そんな時があります。

 

 

仏教の世界に、

「対面同席五百生」(たいめんどうせきごひゃくしょう)」という言葉があります。

ご存知でしたか。

 

言葉自体から出てくるパワーもスゴいけど、その意味を知るとまたスゴい。

 

 

「今、対面しているその人というのは、過去生で最低でも五百回一緒に過ごしている。あるいは五百回生まれ変わって、”ようやく”出会えた人である。」

 

 

たしかにたまに、初めて会った気がしない人っているけれど、ご、五百回って・・・。

お釈迦さま、パねぇ。

 

 

この言葉に10年ほど前に出会いました。

 


それまでのわたしは、


1、いい年して未だ人見知りで、

2、自己開示が苦手で、

3、でもに構えて人のあら探しをしてしまう。

 

書いてみてわかります。
うん、友達になりたくない(笑)。

 

人と出会うことへの期待や前向きさが極めて少ない人間でした。
営業の仕事をしながら、人付き合いに悩む日々でした。
目の前のチャンスや周囲の協力に気づけない鈍感な人間だったのでしょう。

 

しかし、この言葉と意味を知ったことで、
一つ一つの出会いには意味=ご縁があること、


出会いの背景にある時空を超えた物語をイメージすると、
人との出会いというものは、緊張ではなくどこか懐かしさから始まる感じがするようになったのです。

 

 

初めまして、ではなく、

 


「お久しぶり、または、

ようやく出会えましたね。」

(おや、今回はお互いこんな配役ですね^_^)

 

いつも再会。
そんな感じです。

 

 

この前提をもつだけで、笑顔で人と接することができるようになり、
結果的にコミュニケーションがしやすくなりました。
(人によってはコイツ馴れ馴れしいと感じるでしょうけど、笑)


自然体で視野を広げて人と対話できると、気づきが非常に増えてくるものです。

 

そんな過去生なんて見えないし、本当かどうかなんてわからないけど、すでにこの方とは何度も「出会って」いた(とするなら・・・)。


ならば、オープンな姿勢で今回の配役を楽しめばいい♫

 

なんか、気持ちがラクに変化してきません?

筆者の場合、この感じで相当ラクになりました。

 

 

実はスキルや能力不足ではないのかもしれませんよ。

 

「どんな前提」で人に関わっていきたいだろう?

 

よかったらこの問いへの答えを思い浮かべ、メモしてみましょう。

 

自分が納得できる前提を持てたらいいんだと思います。

 

あなたも私も、今日も明日も様々な人に出会うでしょう。
ぜひ心の中で試しにこのつぶやきからはじめてみてください。

 

 

「おおぉ!ようやく出会えましたね。^^」

 

 

私がいつもニタニタしているのは、そんな理由からです。

 

では、今日も笑顔で。