KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

そのとうりになってきた。

 

辞めて生きる技術

辞めて生きる技術

 

 

2012年。会社員を辞めて、一個人として世の中に対峙していきたい、でも・・・という決断ができずに迷っていた筆者の背中をポンっと押してくれた一冊です。

 

 

あなたは「雇われて働く」のか、「辞めて生きる」のか

 

 

著者・藤井さんからのこのストレートな問いかけで、腹が定まったように記憶しています。

 

 

***

 

 

じつは先日のこと。

某大手金融機関から研修の依頼があり、なんと、筆者がやることに決まりました〜^_^

 

もちろん提案というか打合せ資料は一枚で行ってきましたよ。


数年前なら、大手企業はフリーランスで仕事をしているちっぽけな人間なんて、ハナから相手にしませんでした。

 

ま、当然というかどこの馬の骨かわからん奴に仕事を任せられないのも分かります。

 

それこそ名前こそ出しませんが、会社員時代にとってもよい関係(だと思っていた)だった企業の人事の方が、筆者がフリーになった途端、態度がまったく別人のようになった時には、帰りの御堂筋が涙でぼやけて真っ直ぐ歩けなかった経験があります。

 

世の中、そうだよな。そういうもんだよな。
会社のブランド力と個人の力量は別。
今までは勘違い成分80%はあったもんな。

 

頭でわかっていても、その時は悔しさでいっぱいでした。


しかし、そのお陰で今に見てよろ、と奮起したわけで。
あのめっちゃ冷たい態度に変貌した◯◯さん、今では心から感謝しています。

 

 

なので、必然的にお客様は大企業ではなく、小規模でやっている志ある企業を中心にお手伝いして数年間。(ま、その方がやりがいを感じるわけですが^^)

 

誰もがご存知の大企業からもお声がかかるようになりました。

 

いや〜コツコツやっていくものですね。

 

 

***

 

 

色んな意味で時代は変わってきたようです。
変化を肌で感じています。


大企業でも相手の属性等関係なく、課題解決パートナーを選んでくるようになってきたようです。言ってはなんですが、なんてったって信用を重んじるガッチガチの金融ですよ。

 

 

法人、個人関係なく「プロ」として見てくださる方や企業が増えてきた潮流でしょう。

 

「なぜ、私を選んだのですか?」(キリッ)


真っ直ぐ相手を見つめ、聞いてみましたよ。

 

 

 

 

 

「いや〜なんかね、やってるの見てて楽しそうだったから^^。」

 

 

 

 

 

かるっ、そこか〜い!

 

 

・・・でもその理由、一番嬉しいコトバでした。

 

 

そう、そもそも学ぶとか、何かができるようになるとか、それはめっちゃ「楽しい」ことなのです。

仕事も同じ。そもそも働くことは楽しいこと。

 

「どうすればもっと楽しめるだろう?」

 

これが筆者が、最も共有したい問いかけなのです。

 

 

見抜いていたのでしょうか。

だとすれば、この担当者、相当の眼力…

 

 

よし、こうなりゃ”楽しさの10倍返しだ!”(古いですね)

書いていて恥ずかしいのですが、、、

 


この秋、久しぶりの東京出張もできてワクワクです。

(久しぶりに会いたい方々もいます)

 

 

筆者らしさ全開で、皆さんと学びを楽しみたいと思いまーす^_^

 

 

***

 

 

最後に。

私の背中を押してくれた冒頭に挙げた本が出版されたのは2012年です。

 

本のあとがきは著者・藤井孝一さんのこんな言葉で締めくくられています。

 

 

「私は、10年後をまったく悲観していません。むしろワクワクしています。
多くのビジネスパーソンが、住む場所や働く時間、しがらみや細かいルールの束縛から解放され、自分の能力を発揮して世の中のお役に立ちながら、生き生きと働く世界になっていると確信しています。」

 

 

10年経っていないけど、そのとうりになってきた^_^

自らが体現していきたい世界観です。

あなたに問いかけたい。

「ほんとうに、大切なものはなんですか?」

 

フリーエージェントという働き方に興味がある方はもちろん、成熟社会の日本に適した働き方、生き方を模索している方には一度手にとって読んで損はないかと思います。 

 

では!