人は誰かに何かを伝えたい生き物。
人間という生き物は、自分の意思を伝えたい、思いや考えを交換したい、人とつながりたい、という基本的な欲求をもって生まれてきている。
他者と意思の疎通を図る中に、人として生きているよろこびが湧いてくるようになっているものなのだ。
以上を前提とするならば、
伝えるという行為は、積極的にやっていく方が何かとイイですね、というのが今回の話です。
たとえば「起業する」という行為を例に考えてみると、
そもそも起業とは、一体何なのでしょうか。
「世の中にどうしても何か言いたいことがある人がやること」だと言える。
(もちろんこれが唯一の正解だ、というわけではないけど)
こんな感じです。
「俺のカレーはさ、世界一美味しいんだ!ぜひみんなに食べてほしいのよ」カレー屋さん
「あのさ、買い物とかネットでサクッと済ませたらいいやんか、な」ネット関連企業
「仕事や研修に分厚い資料やたくさんのパワポスライドとかいらない。紙一枚ありゃいい」(←これ、わたし^ ^)
どうして起業した人の多くがパワフルで元気なのか。
それは「自分の伝えたいメッセージを広大な市場に対して叫ぶ行為をして日々過ごすこと」ができているからです。
ある意味、スッキリですよね。だから元気。
(売上や集客など経営の悩みは尽きないけど)
そしてこれは別に起業でなくても同じ。
日々の暮らしの中において、人は常に何かを誰かに伝えたい欲求をもっているのです。
ワークショップをしていると、ある眼差しを感じる瞬間があります。
「あ〜、この方は何かを言いたがっている」と。
良いことです。
そんな時はできるだけどんどん言わせましょう。
ちなみに最近は、こんな眼差しの方も増えています。
「ははん、この方は私の言っていることを学ぶことよりも、ファシリテーターとしての技を盗もうと今集中しているな」と。
そりゃ眼差しで分かりますよ。ジワっと熱いもん。
・・・・あのですね、ちょっと言いにくいのですが、大事なことなのでズバリ言っときますが、
そういうこと、どんどんパクっていいですよー^^
子供時代はカンニングはダメですが、大人の学びはカンニングし放題、パクリ放題です(笑)。
いいな、と思ったことはさっさと盗んで自分のものにしていきましょう。
なんならわたしのセミナーはテープ回してもいいですよ〜。
私自身もそうやってきましたし、社会の進化自体がパクリパクられの世界だから、ね(笑)。
学ぶとは真似ぶ、なり。
講師の話し方や進め方を盗む。
大いに結構ですし、なんなら私で良ければ教えますし。
相手は、何かご自身のテーマで世の中(誰か)に伝えたいことがあるということ。
めっちゃ素晴らしいことじゃないですか!!🎉
自分なんか、とか、わたしはまだまだとか、まだ資格がとかできない理由を並べるよりも、1人でも2人でもいいからあなたが伝えたいことを伝え始めたらどうですか。
何をどう伝えるか、構成とか?
それはメモ一枚で整理すればいいじゃないですか^^
リアルなセミナーや講座だけでなく、もちろんこういったブログやSNSを通じてでも良いと思います。
自分が伝えたいテーマで、他者と意思疎通することのよろこびを。
ほんのすこし勇気をもって、伝え始めてみてください。
あなた自身だけでなく、あなたに関わる人たちも、元気になるはずですから。
あなたはどんなことを伝えてみたいですか?
誰にでも、伝えられることはあります。
そして、そのテーマを聞きたくてウズウズと待っている人は世の中にたくさんいますからね^^
では。
梅田某所にて月一回ペースで誰でも参加できるワークショップをしています。来月は9/25!