もしも自分のゴールがわからないなら。
「今、あなたの1ゴールは何か?」
「夢とか目標はナニ?」
「志をもとうよ」
果たしてどれだけの人がこれらの問いにクリアな即答をできるのでしょうか。
もちろん中には即答できる人もいるでしょう。
なんか即答できたらなんかそれだけで素敵な人に見えますよね。
しかし、かつての筆者も含め上記の質問を受けると、、、、
どこかウエッと苦しくなりませんか。
悪気はないけれども、聞いてくる人に対してどこか暑苦しさを感じてしまいます。
正直、痛いところを突かれる一番聞かれたくない質問だったりするわけです。
ちょっと遠くを見ながら鼻でもほじりたくなるわけです。
今日はそんなウエッとなる人向けのお話です。
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結論から言うと、
夢や目標がパッと思い浮かばなければ、
そのままでいいと思います。
あるがまま、ないがまま、でよし^^。
目標なんて無理して作るものではないし。
会社だと常に上から降ってきますが(笑)。
モノゴトは何事も出会うタイミングっていうものがありますから、
安心して「今」を楽しみましょう。
そう、今を楽しむ。
語弊を恐れずに言えば、いろいろ遊べばいい。
人は遊びの中から「好きなこと」を発見し、「夢中になれること」に出会い、そこから学びが始まります。
そしていずれ、儲けになる(笑)。
夢中になれないのに、まず学びを先にというのは正直何も身についていない気がします。そして残念なことに長く続きません。
嫌がる子を無理やりスイミングに連れていく親のごとく。。
ざっくり言えば、
100の遊びから好きなことが10個見つかり、その中で夢中になれる1つに出会い、気付ば1つの目標を立てて、自ら学んでいた。
それが自然な流れであり、幸せへの近道だと思います。
なので、今夢や目標がないよ、という人は、
その背景に、好きなことが極端に少ないのかもしれません。
好きなことがないなら、遊びが不足している。
そう思ってください。
焦る必要はありません。
年齢は関係ありません。
今からたくさん遊びましょう🎶
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わが子にも言ってます。
(妻には誤解されるので)こっそり話していますが、
「教科書に書いてある勉強なんて、年取ってからでも間に合うぜ♫」
先にいろいろな「遊び」をさせること。
遊びきったその先に、その子自身の夢や目標だったり、学びへの意欲は生まれるんじゃないのかな、と自らの経験からもそう思っています。
ならば親がしてあげるべきことは、ただ1つ。
「遊びの選択肢を増やしてあげること」以上!
3つの選択肢より100の選択肢をもっている、あるいはその増やし方を知っているというのが、将来の生きていくチカラにつながっている。
だから、とことん今を遊べばいい。楽しめばいい。
こどもは机からひっぺはがし、自然の中に連れていきましょう!
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では大人ならどうでしょうか。
振り返れば筆者の場合、20、30代そこそこで夢や目標があったか、志があったか?
あ〜りませんよ、そんなの。
ノーゴールな奴でした。
でも、言いようのない焦りはいつもあったと思います。
もしもあの若き自分にアドバイスを送るなら、
「ゴールなき自分に焦ることないから、いろいろ遊べばいいよ〜♩」
と言います。
遊びとは、体験です。
ひと口に体験といっても、いいも悪いも様々あるでしょう。
大人なので、映画鑑賞やコンサートに行く、身近な読書も遊びに含まれます。
なんか面白そうなセミナーに行くもの遊びとします。
ちょっと背伸びしたレストランに行くものあり。
海外旅行に(あぁ・・行きたーい!!)
体験してみなければわからないことが世の中にはまだまだたくさんあります。
まだ出会えていない”好きで夢中になれること”がいっぱいあるのです。
繰り返しますね。
今、あなたの人生におけるゴールが即答できなくてもいい。
大丈夫ですよ。
もしそんなことに焦燥感を覚えるくらいなら、遊びの予定を10個入れましょう。
人生において好きなことの数(=選択肢)を増やしていくのです。
その努力と投資を惜しまないこと。
あなたが夢中になれるものと必ず出会えます。
ふと気づいたら、目標をもって何かを学び始めているはずです。
そして、シゴトになっていた。
そうなれたら幸せですよね。
〜足りないのはゴールを作る能力ではなく、好きなことを増やす遊びである〜
ちなみに今、好きなことは「いくつ」ありますか?
よかったら書き出して目で確認してみてくださいね。
意外に・・・かもですよ^^
今回も読んでいただきありがとうございました。
ではまた。