自分で未来を描き、自分の未来を選ぶ。
わが子を自転車で保育園に送りに行く途中、年甲斐もなく米津玄師という気鋭のアーティストのLemonという曲「夢なら〜ば」を口ずさみ始めたら、虫がすっと口のなかに入ってきて3秒で終了した筆者です。
(まだ虫飛んでるのか・・・。)
今日は、クライアント企業の経営幹部ミーティングをしてきます。
(筆者は組織コンサルティングが本業です。)
ビジョンデザインについて話し合います。
経営にはビジョンが必要だ、と言われます。
なんとなく歩いていたら、富士山の頂上にいた、なんてことがないのと同様に、向かう先を決めないと彷徨うだけです。
でも、社員の多くは会社のビジョンをアクセサリー程度に思っています。
あることすら知らない、という人もたくさんいるでしょう。
この認識を変えていくと、組織が変わります。
(そこに筆者の仕事が生まれるのですが。)
あったらいいな、ではなく、必需品なのです。ビジョンは。未来が変わるから?いえ、ビジョンの存在によって、「今の私たちが変わる」からです。
この理由はまた書きたいと思います。
大企業はともかく、多くの中小企業のビジョンは「無」か「ぼんやり」しています。
無なのは論外ですが、なぜその多くはぼんやりしているのか?
あいまいな言葉を使うからです。
無理なワンワードや意味不明な熟語に押し込めるからです。
結果として見た瞬間、情景が映像として浮かばないのです。
いつも筆者の常套句は、
「それ、小学6年生がわかりますか?動けますか?」です。
おすすめは、物語にすることです。
かっこつけてキャッチャーな表現にすればするほど、社員の気持ちは冷めていきます。
筆者の「描く」の定義は、「物語ること」です。
今日は何か1つの正解を論理的に導き出すというよりは、
人と人の脳みそをつなげながら、明るい未来を描いていく場になります。
要はブレストです。物語の材料を子供のようにワイワイ掘り出してきます。
「それ、実現したいね〜ワクワク」
いいおっさんたちからそんな言葉が出たら筆者にとって、最高のゴールです。
ちなみに。
企業でも、個人でも同じです。
あなたのライフビジョンは描けていますか?
最高の人生には必須かもしれませんよ。
自分で未来を描く。これは意外とやらない。
誰でもできることなのに。
未来はいつも面白く”でっち上げ”ましょう。
それを自分で選ぶと決めていくと、未来から選ばれる。
ささやかな経験から、そんな気がしています。
(こんなこと巷の自己啓発本に書いていそうですね)
筆者は少しでも不安が頭をよぎり始めたらすぐビジョンを描きます。何度も何度も。
特に筆者のような個人事業主というのは、常に不安と理想の狭間で揺れ動く生き物です。
あなたもよかったら週末、ゴロゴロしていないで、やさしい物語を描いてみてくださいね。
どんな形でもいいと思います。
物語の作り方、もしよかったら教えます。
A4の紙1枚とペンがあれば、大丈夫です(常套句)。