KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

季節の風物詩に思う働き方改革への問い

恒例のアレがやってきました

 

3人の子供を、妻と共に育てています。
月並みですが、日々大変です。

そろそろかなと思っていた月初めの今日、ついにアレがやってきました。1年の中で大体季節の変わり目に訪れる風物詩。

株大暴落のことではありません。

3人のわが子が立て続けに風邪を引きました。

 

朝、まずは下の2人が休み決定。上の長男は寝起きから少し怪しい雰囲気だったのですが、学校に行かせました。しかし案の定、学校から連絡があり午前で早退することに。

 

結局、正午ぐらいには3人が家にいる状態に。
妻も会社を休んだので、まさかの家族全員在宅状態です。

熱が出ていても、鼻水ダラダラでも、こどもっちゅーのは意外に元気だったりします。すこしフクザツな思いで耳鼻科に連れてったり、寝かしつけたり、何か食べたいとか、気がつくとパンツ脱いでいたりと、なかなか落ち着きません。

そんな時に改めて思うのです。

もしもぼくと妻がふつうの勤め人だったら、今日のような状況にいったいどう処するのだろうか?と。

ブルッとします。そして思うのです。

 

たぶん、無理だ。

 

ぼくは現在、自分で仕事をある程度コントロールができる独立コンサルタント。7年前に会社員を辞める選択をしました。ゆえに家事と育児は比較的柔軟に対応できています。今日も熱が出た息子を迎えに小学校に行きました。妻は会社勤めをしていますが、かなり融通の利く素晴らしい職場に恵まれており、子供が病気等の場合には家で育児等しながらも仕事ができます。(今日は在宅で仕事をしています)

 

結果論ですが、今の働き方を自ら選択してつくづく”よかった”以外、思いつきません。自営業とは仕事におけるリスク度合いが高いと言われます。それは本当にそうです。
しかし「時間の自由度=豊かさ」とするならば会社員時代と比になりません。
(もちろん世の自営業すべてがそうとは言えません)

 

 

あなたにとって、働き方改革は他人事か?


昨今、『働き方改革』関連のニュースを耳にしない日はありません。働き方改革というのは、政府あるいは各企業が抱える課題。つまり個人からすれば一見どこか他人事のように感じる距離感のあるテーマかもしれません。

しかし、本来は我が家の今日のような状況だけではなく、日々起こりうる各家庭や個人における個別の問題であり、自分ごとに引き寄せて向き合わないと、その本質は何も見えてこないテーマなのです。

国や会社がいつ何をしてくれるか、という受け身的に期待するのではなく、あなたは未来に向けてどんな暮らし方、働き方をしたいのか、そしてどんな貢献を社会にしていきたいのかを考えてみる。何度も何度も。
それが成熟社会からぼくたちに向けられた大切な問いなのではないかと思います。

 

 

 

期待ではなく、自分の出番をつくろう


出番をつくる。前段の問いを自分に投げかけていく上で大事な構えです。
何事もそうですが、どうしても他者への期待というのは、次第に不満に変わるものです。
働き方というテーマにおいても他者に何かを期待するのではなく、小さなところから自分の出番を見つけにいきましょう。

今や暮らしや働き方に正解などありません。人それぞれです。自分自身または関わる他者(パートナー)との納得する解を諦めずに見つけにいってみてはいかがでしょうか。
あなたにもぼくにも、まだ見ぬたくさんの出番が控えている。そう思います。

 

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追伸、
いわずもがなですが、世の中には3人以上の子育てをしながら、夫婦ともに勤め人のご家庭も当たり前のようにあるかと思います。率直に尊敬します。
子育てというビックプロジェクト、愛と忍耐の狭間で自分を試される日々ですが、それすらも楽しみながら大きく育てていきましょう。