悩むと考えるの違いを知っておこう。
今月、個人事業主になって7年目に入った。
『経営や仕事をもっとシンプルに。』
シンプル経営のすゝめという屋号と、この一行のコンセプトで6年間、コンサルティング活動を継続してこれた。
止まることなく進む情報大洪水時代。経営や仕事、プライベートにおいてもほっといたら僕らはすぐムズカシイ、フクザツな世界を引き寄せてしまう。
ラーメンで言えば、いつも全部のせ状態。どこかそういう方が価値があるかのように。
フクザツな資料。
フクザツな会議。
フクザツな営業。
フクザツな商品開発。
フクザツな資産運用。
フクザツな子育てまで。
フクザツな世界で、ぼくらは「悩む」ことにけっこう時間を使ってやしないだろうか?
悩むと人は動けない。だから現実は変わらない。
「それ、もっと”かんたん”にしてみませんか?」
この呼びかけに、共感してくれる経営者や個人が世の中に思っていたよりも多かったことが、ぼくの心の支えであり、ささやかな商売を継続させてくれている。
(ちなみに妻はぼくのカンタンすぎる思考に、時々腹が立つようだけど・・)
さて、フクザツな人の入り口とはなんだろうか?
それは、「悩む」こと。
人には色々悩みはある。それはぼくもあなたも同じだし、普通のこと。
しかし、どうしても悩みたいんだったら、せめて時間を切った方がいい。
「よし1分!」とか3分でも5分でもいいけど。制約が何もないと、なんなら一晩中でも悩めるのが「悩む」という行為だから。堂々巡りとかまさにそう。
ちなみに悩む時って何かしながら?意外になにもせずにぼっ〜としてませんか?
これ一番もったいない。ちなみにおすすめは歩きながら、です。
では、シンプルな人の入り口とは何か?
それは、「考える」こと。
「悩むのではなく、考える。」その決定的な違いって何だろう??
それは、書き出しているかどうか。
別に歩いてもいいのだけれど、書き出しているかどうかが分岐点。
ぼくのセミナーを受けたことがあれば、またそれか!と思うでしょうね。
でも大事なことだから何度でも言いたい。
「考える」とは、「書き出すこと」に他ならない。
できれば紙にペンで書き出す。
順番とか、正しいこと書こうとか、頭の中で整理してから、とか一切無視。
浮かぶまま、紙に言葉を下ろしていく(これはいくつかコツがある)
書くと見える。見えると整理される。整理できると行動を決められる。
紙に書き出すから、思考が勝手に前に進むのです。
それを技化したらいい。何をしようが、一生使える。
シンプルに思考が前進するから、人生も前に進められる。
この7年でぼく自身が実感している事実。
悩むのではなく、考えることを技化している会社や個人はどうなるか?想像つくよね。
儲かるでもいいし、成長するでもいいし、問題が解決するでも、生産性が上がるでも表現はそれぞれだけど、ハッピーな世界をいち早く創ることができる。
ぼくは、「悩む=フクザツな社会」ではなく、「考える=シンプルな社会」を創造するささやかな活動を7年目も必要とする人たちに手渡していきます。
そして、来年から今より広く活動展開していく企みもあります。
詳しくは、まぁ飲みながらでも。
一緒に楽しくやっていきましょう。