KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

言葉が世界を創っていく。

2017年も幕を閉じようとしていますね。


僕は年末恒例の総括ニュース番組などゆっくりテレビを眺めながら、1年を振り返りたい気持ちなのですが、子供達がアマゾンスティックを離しません。。
ずっと「ドラえもん」→「仮面ライダー」→「プリキュア」のループ。

仕方がないので、テレビは諦めつらつらと振り返りをしています。

 

 

今年も世の中は様々な出来事がありました。
経済・投資環境としては、日経平均株価が26年ぶりに23,000円台を回復するなど、比較的好調に推移しました。個人的にも商売上は独立以来、最高益となりました。投資成績も上々でした。


その一方で、絶え間ない紛争やテロ、国家、民族、宗教間の対立も目立つ1年でした。
国家のリーダーによる暴力的な「言葉」の応酬がこれほど飛び交った年はないのでは、と感じます。まるでプロレスのマイクパフォーマンスを見せられているようでした。

 

「言葉」は、人類が産み出した最大の発明のひとつといえるでしょう。
言葉があるから私たちは様々な思考をし、互いの共通概念を持つことができるわけです。


僕の最大の商売道具も言葉。
組織を変える要諦は言葉を整える・変えることにあります。
それは個人もしかり。


なので僕自身、言葉磨きには余念がありません。
たとえば「いい言葉」「素敵な言葉」は常にノートにストックしています。
自分のためというより、かけがえない相手のためにストックします。

 

それは、なぜか?
言葉ひとつで、人は前に進んでいけるからです。
僕がそうだったように。

どんな壁も乗り越える知恵やパワーが、「言葉ひとつ」に宿っているからです。
そんな「いい言葉」を瞬時に、大切な相手に手渡したいからです。


しかしその反面、言葉によって人は苦しみや悩みを感じ、時に人や自分を傷つけます。(僕も妻の地雷を踏んでしまうことが、時々?度々?あります)

 


言葉は、時として国家・宗教間の紛争まで発展させる武器にもなってしまいます。

 

いいも悪いも「言葉がこの世界を創っていく」のです。
改めてこの1年は、言葉を考えさせられた年だったように思います。

ささやかなことですが、僕たちは日頃から「いい言葉」をたくさん口にし、文にしたいものです。
微力ながら、この瞬間瞬間口にする言葉がこの世界を創っていくのだから。

日本語には素敵な響きをもつ言葉がたくさんあります。自分の身近な方々にまずはたくさん届けていきましょう。僕は来年も言葉磨きを加速させていきたいと思います。

 

 

今年も素晴らしい1年になりました。あなたのおかげです。本当にありがとう。
来年もお互い、素晴らしい年にしていきましょうね。
どうぞよいお年をお迎えください。

 

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年に1度だけ、冬至の日に伊勢神宮で見られるシーンです。スマホの待ち受けにしてますが、これを見た瞬間、パーン!と前向きになってしまいます。言葉だけでなく、「絵」も力あり、ですね。