たった3文字で下支えすることに決めた。
困ったことは起こらない、と斎藤一人さんはいう。
すべては自分に必要なことだから。
成長するための学び、が起こるだけ。
そうだ、僕の人生も振り返れば、
数々のピンチをなんだかんだ乗り越えてきている。
その瞬間瞬間は、
「人生終わった感」で絶望の淵だったりするのだけど。
困ったこと=「問題」「ピンチ」ではなく、実は「チャンス」だったんだ。
そう定義を書き換えられたのは随分大人になってからだ。
今、僕の息子は友達との人間関係で悩んでいる。
当初話を聞いた時には、反射的に僕の意見をぶつけてしまった。
その後自分の行為を反省した。
彼が成長するチャンスを奪っているから。
意見(答え)をすぐ渡すのは、単に自分の不安心理を打ち消したいからだ。
そこに気がついた。
数日間、ノートに向かい思考を整理した。
頭の中だけで思考すると感情の波が立ちやすい。
しかしノートに手を使って書くという行為は、頭をクールダウンさせる。
おなじみのフレーム「事実、解釈、行動」の3つに仕分けしながら書いた。
そのノートに浮かんできた息子の不安を機会に変えるたった3文字の鍵とは。
それは・・・・
「大丈夫」という言葉。
何があっても、大丈夫。
うん、大丈夫だよ。
だって、大丈夫だから。
お父さんも今までいろいろあったけど、振り返ってみるとね、大丈夫じゃないことってなかったんだ。
すべての出来事、大丈夫。
僕はこの夏、たった3文字で我が子を下支えしようと決めた。
息子の強い希望で金魚を飼い始めた。
すぐ水は濁るし、臭ってくる。
「大丈夫」。そう妻に言ってみたものの、今のところ何の共感も得られていない。。