ペコパ的世界観。
結論です。
意味付け上手は世の中を優しくする。
ペコパというコンビ、ご存知ですか。
筆者は昨年末のM1グランプリで知りました。
たまたま観れたのですが、ここ数年でもっとも面白く感じました。
このど素人がおこがましいのですが、やはりプロの凄みというか、上手いな〜と^ ^
今回はその中でも、『ペコパ』というコンビを取り上げたいと思います。
もちろん人によって芸風や見た目等、好みは別れるところでしょう。筆者も決して一推し!というわけではありません。
ただこの年末、笑いの衝撃だったことは確かなのです。そして彼らの芸から学ぶべきことがありました。
なぜ彼らの芸風に共感と学びがわいてくるのか、筆者なりに考察してみたいと思います。
「まちがいはふるさとだ、、、誰にでもある。」
「知識は水だ、、、独占してはいけない。」
「ゴリラが(電車に)乗ってきたら、、、車両ごと譲ろう。命を守ろう。」
ぜひユーチューブでペコパの芸を暇な時にでも見て欲しいのですが、
とにかく優しい世界観なのです。
ツッコミとは従来、否定です。なんでやねん!そのギャップで笑いが起こります。
しかし、ペコパの芸風は否定ではなく肯定にあるのです。
すべてを全肯定するツッコミ、という新しくて優しい芸風なのです。人を傷つけない。
「それでいい。」
あなたも大切な方からそう言われたら、まず心がホッとしませんか。一瞬でゆるみます。
これは絶対に否定される、反論されると思っていたところに
「◯◯!、、だけど、それはいいことだっ!」
「、、逆にありがたい!」
プラスの意味付けが、新鮮な驚きと共に安心した笑いに転化するのです。
自分にはないプラス視点というのが、面白いのですね。
また物事へのプラスの意味付けというのは、何か笑いと共に勇気を手渡される感じがしてきます。
「おい!もう2回目だろ、、って自分が車道に出ていたにちがいない。もう人のせいにするのはやめよう。」前後の文脈がないと面白さが全く伝わらないのですが。。
こんな意味付けをしてくれる上司や先輩がいたら、会社に行くのが楽しみになるかもしれません。真似したくなります。
こんな営業パーソンがいたら顧客も応援したくなります。会うのが楽しみになります。
こんな同僚やパートナー、欲しいですよね^^
モノにあふれテクノロジーが進化し、情報が津波のように押し寄せ、人と人との関係が希薄になりがちで先が不確実性の高い時代において、
私たちが本当に欲しいのは「多様な現象や価値観に対するプラスの意味付け」なのかもしれません。
だからペコパの芸風に共感するのだと思います。
意味付け上手は、目の前の人を、世の中を優しくする。
2020年も世の中は様々なことが起こるでしょうが(もう起きていますが)、起こる出来事は変えられません。
しかし、その解釈や意味付けはワタシの自由であり、選択次第です。
自分が扱う言葉や意味付けという手段を磨くことで、関わる大切な人たち、そして世の中を優しく柔らかくしていくことができるはず。
筆者もそんな世界観を体現していく一人になりたいと以前から思っています。なんとなくですがこの感覚を持っている方って昨今増えてきているのではないかな〜。
ペコパさんたちが今後どんな芸風を進化させていくのか、楽しみです。
フゥー少し熱くなってしまいました。
さぁ、時を戻そう^^。