雨の日だってハッピーになれる思考術。
アメリカンフットボールの名コーチとして知られるルー・ホルツは言いました。
「人生は、その10%は私に何が起こるかであり、90%はそれにどう対処するかだ」
私たちは自分の身に起きる出来事を選ぶことはできません。
しかし、その出来事をどう捉え、どう対処するかは選べます。
その解釈と行動こそが、その後の人生を決定していくのです。
そう、何が起きたかなんてたったの10%程度なのだ。(筆者のメモより)
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最近、長男があることで深刻に悩んでいるようです。
8歳の日常にもいろいろあるようです。
彼がその壁を乗り越えられるよう祈りながら、妻と一緒に考えています。
振り返れば筆者も悩み多き人生を歩んできました。
そんな折々でメモは活躍してきました。
自分のちょっとした成功だけでなく、失敗や挫折の経験も記録を残しています。
併せて自らを励ます言葉、名言を書いたりしています。
過去のノートをペラペラめくりながら、上記の言葉に再会しました。
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1つの事実に対する解釈の幅を広げていくこと。
それこそいわゆる「人間力」であり、成長だと筆者は思います。
解釈の幅を広げること。
つまり自分の中に多様な物事の見方や捉え方を持つということです。
視点の数と言い換えても良いかと思います。
視点を増やすには、日頃の思考トレーニングが欠かせません。
例えば、我が家の一例です。
朝から雨。
うちの子供なら「あ〜今日は嫌だな」と素直に言葉に出します。
ちょうどいい思考トレーニングの機会です。
「でもね、”今日やった〜!うれしい!”と思う人もいるんだよ。誰かな?」
筆者はおもむろにクイズを出します。
(朝からなかなかうざいでしょう。)
我が子なりに考えた末に、「ムシさん」とか「おはな、ハッパ」とか言います。
なかなかグッドです🎶
のどカラカラの虫さんにとっては恵の雨だね〜。
じゃあ例えば、畑で野菜をつくっている農家のおじさんは?
「う〜ん、わかんない」
じゃあ、お野菜になりきってごらん。
暑い日が続いた後に雨のシャワー浴びたら??
「めっちゃうれしい」
だんだん想像が広がります。
こんな感じで子供でも視点ってたくさんつくれるものです。
保育園に行く途中、ボソッと「今日はお花や葉っぱさんはうれしいね〜よかったね^^」
そんな解釈ができる長女を抱きしめたくなります(笑)。
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視点を増やすコツ、わかりましたか?
実は意外にカンタンなんです。
それは、主語を次々変えてみること。
視点を変えるとは、主語を変えることなのです。
自分視点だけでなく、例えば社長の目線で考えてみる。
顧客である田中さんになりきってセリフを言ってみる。もし自分の両親だったら、、、
なんなら雲の上にいる神さまだったら・・・・
いつも目線が自分、自分だといつも解釈は似たようなものになりますよね。
視点が少ないと、やがて人はこういうセリフが増えます。
「どうせ・・・ムリ」。
「どうせ・・・できるぜ!^^」
あなた自身は何も変わっていない。
ただ、主語を変えてみただけ。
それだけで物事の捉え方や感情が変わっていくとしたら。
こんな思考トレーニング、子どもとでも一緒にできますよ。よかったらやってみてください。
いまどんな状況にあるあなたであろうが、
天気が雨だろうが、私たちはハッピーになれるんですよ。