KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

生き方を自分の頭で考え、決めていく社会。

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筆者は四六時中、仕事のことを考えている零細自営業者です。
仕事をあれこれ考えるのが楽しくてしかたがない!

 

最近は、講座案内の文章をあーでもないこーでもないと練っています。
(こういう時間がたまらなく楽しいのです)

 

それだけに、昨今のニュースを見ているとふと感じることがあります。

 

時流に逆らうことを承知で(誤解されるかもしれないけど)言いますと、

「目一杯働きたいのに、それができない方々」への同情です。

 

働き方改革の法案がまもなく施行され、働く環境の変化はもちろん喜ばしいことだと思います。決して世の流れを全否定したいわけではありません。


その上で、今も昔も仕事が好きで好きでいくらでもやりたい方も実在するわけです。


その方が法の規制や所属する職場の制約によって、その仕事を泣く泣く中断しなければならない姿を思うと、「かわいそうだな・・・」と想像してしまいます。

 

もちろん、みんながみんなそうである必要もないし、「べき論」を振りかざしたいわけではありません。あくまで本人の選択であり、筆者はそれを尊重する立場です。
環境に合わせて自分を最大限に活かしていけばよいと思います。

 

でもね。
自分のことを振り返ると、人ってある一定期間文字どうり寝食を忘れてガムシャラに仕事に向き合うことで、本当に大切なことを学び掴む時期ってありますよね。


もう二度と戻りたくない地獄のような時期だったけど、でもあの時期をやり抜いたバカみたいな自分がいたから、今、食べていける。


それが揺るぎない自信につながっている。
そういう濃密な時間って人生で必要なんじゃないか、とも思います。

 

その濃密さって一言で「量」なんですよね。

「ハぁ?効率?10年早いわ!」って言われてきた世代なので古臭いのでしょうか。
効率というスマートさの対極に位置するようなどろくさい時空間での経験。

 

その量をこなすことなく、果たして世界と渡り合っていけるのだろうかと頭をよぎります。筆者の知る東南アジアの若者たちは、以前の日本社会にあったガムシャラさで仕事に没頭しているわけです。比べるまでもなく、競ったら即負ける気がします。

 

もしかしたら数年後、上司は普通に外国人になっているかもしれませんね。

 

そう考えると、働き方改革というフレーズが登場する以前に大量の無駄な時間、いや仕事に没頭する時間を持てた筆者は、つくづくよかったと思うわけです。

 

ましてや現在の筆者は、自営業者です。
自分のやりたいこととできることが、お客さんのお役に立てるポジションで価値提供できるのは最高に幸せだと、つくづく感じます。

 

お役に立てるアイデアの創造と行動にのみ、エネルギーを注げる日々。
働きたいだけ働ける。
もはや感謝しかありません。

 

できることなら、24時間365日仕事したい。
現実は子育ても大切な仕事なので、両立させていますが。

 

 

以上はあくまで、筆者の個人的な経験と生き方の解釈に過ぎません。

 


仕事以外で喜びや生きがいを見出す人もいるでしょうし、筆者のように仕事に没頭して本当の楽しさややりがいに気づける人もいるでしょう。

 

どちらが良い悪いではなく、どちらの価値観でも笑顔で生きていける世の中になるといいなぁという話です。

 

そういう意味では、筆者のようにサラリーマンを辞めて、起業したり、自営業者になるという生き方の選択は、今後ますます身近で当たり前になってくるのかもしれません。

 

 

「生き方を自分の頭で考え、決めていく」

それがより求められる社会になってくるのでしょう。