予祝とメモの相性は抜群です。
筆者は月に1回大阪市内で「かみいちまいカフェ」というゆる〜いワークショップを主宰しています。本業の法人企業での研修とは違うモードで。
「メモで思考整理できる人を増やしたい」という思いからエントリー的な機会を個人向けに提供するのが目的です。昨日はそのカフェの日でした。
テーマは、「予祝の一枚を書こう」。
ご参加された皆さん、ありがとうございました。
筆者が一番楽しんだと思います。感謝。
***
予祝ってご存知でしょうか。
予(あらかじめ)、祝う(いわう)。
一言で、喜びやありがとうを先取りすることです。
普通は、良いことがあって次に喜びますよね。悪いことがあれば当然喜ばない。
ところが予祝は、良いことが何も起こらなくても、先にもう喜んでしまうのです。
いいんです、これが。
筆者は、北川八郎さんより数年前「予祝」という言葉を初めて聞きました。
(この方の書籍、何十回と繰り返し目を通しています。)
特にどん底にいるときほど、有り金をはたいて酒を買い、みんなでよりよき未来を先に祝う。嫌なこと、落ち込むことがあったら、内ではなく外に向かうことが大事。過去を見つめない潔さが、よき未来を受け入れる心(覚悟)をつくっていく。
驚くのはこれがなんと、古来日本人がやってきた習慣なのです。
花見。これは秋の豊かな収穫を予祝したイベントでした。
盆踊り。これも秋の収穫を喜ぶ予祝だったというのです。
「夢が叶ったらいいな〜」じゃないんですね。
「夢?はい、今叶った。カンパーイ!」とやっていた私たちの先祖。
スーパーポジティブ。まさに、和の引き寄せ法則をもっていたのです。
この予祝をさらに広めたのが、この書籍でしょう。
ぜひ一読してほしい素晴らしい一冊です。元気が出ます。
***
予祝とメモの相性は抜群
筆者の場合、至る所で暮らしや仕事に「メモを活かす」ことを提唱しています。
予祝だけでもすんごいパワフルだと思いますが、1点難点があります。
「ふわ〜っと忘れていく。」
だったらメモに残せて、いつでも予祝感覚を取り戻せるとしたらよくないですか?
そう感じて昨日やったのが、「予祝の一枚を書こう」でした。
筆者はコンサルタントです。
感性全開で予祝をするモードだけで終わるのではなく、ロジカルに言語化、優先順位化していくモードも同じ紙の上で展開できる型を開発しました。
極めてシンプルなので、誰でも時間をかけずにできてしまいます。
はやり手を動かして書いていくのは効果的です。
言語に置き換えると、頭のなかに映像が浮かび、より臨場感が増してきます。
この臨場感が予祝には大事な要素だと思います。
メモは他者にも共有しやすいので、自然と応援が生まれます。
一人でやってもいいけど、複数でやればやはり盛り上がります。
上記で紹介した「前祝いの法則」の中で提案していましたが、全国の小学校の必須科目に入れたら良いと筆者も思います。
国語、算数、理科、予祝。(笑)
日本の子供たちの可能性を大きく飛躍させるはずです。
***
心のあり方が、先。
予祝とは言い換えると、「心」の選択です。
どんな心を選び、どんな心を捨てるのか?
「よし、喜びの心を選ぶ」。
では、次にその心はどんな行動を選択するのか?
「よし、やってみよう!」と自然となる。
結局心のあり方が先だぜ、とご先祖様たちは知っていたんですね。
「あ〜享保5年。ことしは人生過去最高の1年だった。」
こんなふうに言っていたのかもしれません。
しみじみと口に出しながらガッツポーズをしていたのかもしれません。
よかったらあなたも試してみてはいかがでしょうか。
「2019年、過去最高の1年だった・・」
何が叶ったのか、うれしかったのか、感動したのでしょうか。
ぜひノートに書き出してみてくださいね。
Let'予祝メモ‼︎
PS、
池江選手のニュースには驚きと共に、ショックでした。
彼女の精神力と現代医療の力を信じましょう。