この国の未来のために何かしよう。
ちょっと筆者の好きな2人の偉人をご紹介したいと思います。
特に聞きたいわけではないと重々承知の上です。
好きな偉人はたくさんいるのですが・・・
やはりこの方。吉田松陰です。
筆者にとってロールモデルの筆頭格です。
ご存知でしたか?松陰先生、なんと享年29歳。
彼はその短い人生の中でこの国の行く先を案じながら、多くの人材を輩出しました。
なんと牢獄に入れられた中でも、牢獄の中で囚人相手に授業をしていたという逸話もあります。
まさに100年先の未来を見据えて生きた人生、そう言えます。素敵すぎます。
ちなみに私の29歳といえば、転職したばかりで仕事に慣れるのに必死でした。
未来といえば「やばいぞやばいぞ、明日のプレゼン資料が間に合うのかぁぁ!」
その程度の人生を送っていました。
次に好きな偉人といえば、やはりこの人でしょう。
坂本龍馬です。。
ご存知したか?坂本龍馬、なんと享年31歳です。
もしも嵐のメンバーにいたならば、最年少になるのが龍馬くんです。
あの相葉くんよりも年下なのです。
その坂本先生、江戸時代から明治への時代を変える壮大なプロジェクトを成し遂げるため、日本中を奔走しました。まず脱藩します。今で言えばプータローです。その30前後のプータローが、長州藩や薩摩藩、そして徳川陣営を相手に交渉するのです。自分のことなんてさておき、この国の時代を変えるために。
もはやその活躍はプータローではなく、プロデューサーでありマーケッターでした。
武士の命でもある刀をさっさと捨て、これからはカンパニーぜよ、と。武器を売りまくるぜよ、と。
かなり先を見通しながらこの国のために疾走したわけです。カッコ良すぎませんか。
翻って筆者の30歳前後といえば・・・。
やはり東京から大阪への転勤ですね。人生の第2ステージの疾走が始まる節目でした。が、
送別会の際に酔っ払って電車で寝てしまい、カバンの中身を持っていかれ身ぐるみ剥がされるという苦い思い出がよみがえります。
携帯もお財布もなく都会のど真ん中に呆然と立つ。
まさに東京砂漠にいるプータロー野郎でした。
1週間後に大阪に引っ越すというのに、お金がまったくない。お財布すらないぜよ、と。
そんな切実な問題を抱えながら生きていました。
こうやって偉人と自分を比較すると、なんと自分の小さいことよ。。差がありすぎます。
でも、いろいろなことに気づかされます。
まず、偉人の年齢が若い。若すぎませんか!?
よく映画やドラマで渋い俳優が演じたりしますが、実際はもっと若かったのですね。
そしてその若さに関係なく、偉人たちの目線は高く、広い。
「この国の未来をどうしていきたいのか?我々は。」
という論点をもとに、自らの使命を常に練っていたのでしょう。
だから、その短い人生がとてつもなく濃い。
人生とは長さではなく、濃さなのかもしれません。
筆者はもう40を超えたおっさんですが、未だこんな論点は正直持てていない。
恥ずかしながら銀行口座の残高が気になったり、最近お腹出てきたなぁとビールを飲んだり、と到底同じ人間とは思えません。
でも。私もあなたも一度きりの人生です。
彼ら偉人のようにはできなくても、小さなことでも「この国の未来のため」に何か挑戦できることがあるのではないか、昨夜に高架下の古びた居酒屋でハイボールを飲みながらそんなことを考えました。ジョッキにレモンの絵柄が描かれてあったのですが、筆者には光る電球に見えていました。
やはり、やろう。
唐突ですが、
筆者は2019年より、未来をつくる子供たちに向けた、
新たな教育ビジネスを始めます。
この秋口からふつふつと考えていたことです。
詳細はまた今度。