KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

人の行く裏に道あり花の山

最近、株価が世界的に下落基調ですね。
新聞には「株安連鎖」「株価暴落」などと大体的に報じられているのかも。
(新聞をとっていないので、あくまで予想ですが)


ぼくも弱小個人投資家の端くれとして、この株価という自分ではどうしようもない動きを定期的に眺めては色々思考を巡らせています。株価の動きを世界の政治経済の情勢やトランプ大統領のつぶやきとつなげて考えてみたりなど。投資は勉強になります。

日米ともに株価があまりにも一直線な上がり方をしていたので、そろそろ大幅な調整が来てもおかしくないなと感じていました。今後も何があろうが動揺せず冷静に居続けるために、良い機会なので、大事なことを備忘録的にノートしておきたいと思います。

 

①過剰反応せず、客観的になる。

一様に株価が大幅に下がると、メディアや周囲は騒ぎ出します。でもよくよく見ると、たかだか3〜5%程度です。今日現在。せめて10%以上の下落があった際に、大暴落と呼びたいものです。


ネット上ではリーマンショックから10年、再来か!?などと結びつける扇動的な主観ニュースも出てきたりします。無理矢理不安を煽っているようにしか思えません。
でも相手の立場で考えれば、売れるためにキャッチーな見出しを付けるのは当然です。


こういう時、投資家は「自分」を見失ってはいけません。
周囲の動きで慌てて売ったり、衝動的に買うなど愚の骨頂です。
必要以上のリスクをとっていないことが前提ですが、まずは状況を事実として客観的に捉えることが肝要です。

例えばぼくの場合、次の2つの事実を押さえます。

 1、その数字は全体の何割程度に過ぎないのか

 2、これまでの歴史推移と今を相対化する

 

その上で、解釈します。
「ジタバタしなくてよし」です。

 

 

②自分の投資方針・ルールを再確認する。

ぼくの場合「長期保有を前提に、機械的に積み立てる。」以上です。
個別株も趣味として今は3つ保有していますが、応援銘柄と称してほぼ放置です。
日常で値動きが気になってスマホをちまちまチェックし出すとやっぱり仕事に集中できません。
投資あるあるのその経験を経て、現在は個別株中心ではなく世界分散型のインデックス投資信託を主軸にしています。
特にインデックス投信というのは個別株と違ってまったくスパイシーなところはありません。仕組みを決めたら、後はやることがなく暇です。

しかし「長期・分散・積み立て」の3本柱が、やはり弱小個人投資家の黄金ルールだと行き着きました。たんたんと続けるのが性にも合っています。

 

では、もしもリーマンショック級の暴落が起きたら?
この場合もシンプルルールを決めています。
「積み立て額を2倍にする」だけです。

 

 

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「人の行く裏に道あり花の山」

 

この格言、投資をしている方にとっては有名な格言ですね。
これは投資戦略のみならず、人生戦略にも通じる至言だと思っています。
人は弱く、情報爆発社会に飲み込まれ、知らず知らずに自分を見失ってしまうこともあります。今は常に手のひらで情報が手に入る時代。しかし言い換えると「自分を持ち続ける、自分で居続けるのが難しい」時代なのかもしれません。

 

投資に限らず、なんだかんだ他人と同じでいるのは安心です。
でも、人と同じであることを目指していては自分の人生は歩めません。
自分らしさとは、人との違いで浮き彫りになるのです。
ぜひ自分を持ち、自分らしい納得感のある人生を歩みたいものです。

 

株価の下落局面では、自身を見直す良い機会になります。
投資においては、相場がどうかは実は問題なく、その相場に向き合う自分自身が常に問題なんだとつくづく思います。

 

では!