ちゃんと言う勇気。
小雨降る中、ゆえあって渋谷にいた。
渋谷に来たのは、3年ぶりか・・
めったに来ない東京、もちろん仕事である。
ある小売業を営む企業の女性活躍推進プロジェクトのファシリテーション。
新たな自薦参加の12名の女性たちと一緒に考え議論した。
その後の懇親会を含めるとおよそ8時間。
いつも思う。
女性は共感力と言語化能力が男性と比較して長けている。
初対面同士でも、あっという間に共通点を見つけてケタケタ笑いあえる。
気づいたことを言葉に変換していくテンポ。
相手に呼応するリズム感。
反面、空間把握能力は苦手な方が多い。
この方々が顧客接点において、「真実の瞬間」を作り出しているんだなぁ。
彼女たちは、実はすでにわかっている。いろいろ見えている。
どうすれば職場に活気が宿り、お客様を喜ばすことができるのかを。
今ほんとうに必要なのは、
こうやって女性を集めて研修とかするよりも、ズバリ、男の側の意識改革なんだけどね。
その上で。彼女たちの意見には十分に耳を傾ける価値があった。これチャンスだらけやで〜と。
最後、彼女たちに伝えた。
「ちゃんと言おう。」
これまでちゃんと言うことをずっと避けてきた。
ちゃんと言うのは勇気がいる。
いつもフタしてることを、勇気を出して1回ちゃんと言ってみよう。
それだけが、現実を、自分を変えていくのです。
そして他人が笑顔に、元気になっていくのです。
2018年を「ちゃんと言う元年」に。
来週は彼女たちの上司たちとのワークショップがある。
僕が言いたいことはたった1つ。
「ちゃんと聞こうぜ。」
わかったふりとかしないでさ。
それが上司の基本のき、だから。