ひとり感謝強化月間。
“できる人、活躍する人になりたい”
ほな、がんばれや!と一言で終わらせようと思いましたが、
かつて自分も同じだったほろ苦い日々を思い出し、こんな仮説を手渡しました。
実は僕たちがついつい忘れてしまう大切なことがある。
「それ」がたぶんあなたが活躍する鍵なんだけど。
「それ」ってなんだと思う?考えてみて。
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スキル不足ではありません。
能力不足でもありません。
もちろん知識や経験不足でもない。
答えは、「感謝すること」。
なんだ、そんなこと?月並みな答えにガッカリしましたか?
ちなみに昨日、何回感謝したか言える?
僕たちは、ふとなんでも「当たり前」だと思っている。
・毎月給料が入ること。
・定期的に昇給だってあること。
・新しいお客様が来てくれること。
・上司が自分の話を聞いてくれること。
・上司が叱ってくれること。
・上司がたまに理不尽な対応をしてくれること。
・営業サポートの女性が頼まなくてもコピーをとってくれること。
・同僚からそっとメールで相談されること。
・愚痴を聞いてくれる同僚がいること。
・つまらない冗談を笑ってくれる後輩がいること。
・会社が新商品やサービスを開発してくれること。
・体調が悪い時、有給を許可してくれる組織があること。
・家族が元気でいること。
・旧友が年賀状をくれること。
・妻がカロリーを気にして、そっと炭水化物を抜いてくれること。
などなどそりゃいっぱい挙げることができる。
僕たちは日々、こういった「当たり前」をつぎつぎ増やしている。
当たり前だといちいち考えなくていいからラク。
僕らは基本的に自己中心的な存在なのだ。
しかし、当たり前にまみれて感謝が足りなくなると、人は面白いようにやる気が下がる。
そして、代わりに不満が増えてくる。
今月「ひとり感謝強化月間」として毎日目の前のことに感謝することを習慣にしてみよう。
かつて僕は空回りしてばかりの時にやっていた。今でも時々、ひとり感謝強化ウィークとか決めてやっている。
「ありがとう」の意識的な発信、ただそれだけだ。
やってみればわかるが、
「ありがたい」が増えれば増えるほど、なんだか自分の仕事に誇りを感じてくる。
何より、自分が「しあわせ」になってしまう。物事の解釈力が増すよ。
量が大事。まずは1日100個とか決めて。午前40個、午後40個、帰宅後20個とか自分なりにわかりやすく決めたらいい。
なれたら100なんてサラッと軽く超える。
この感謝するという行為を、「無意識」にやるのは難しい。たぶんむり。
必ず意識して口に出すこと。
まず、自分から全てに感謝するつもりで。
人との出会い頭、瞬時に
「ありがとう!」
「えっ何がですか?」
「えーと・・・それを今から考える」
でもいい。
理由はあとからいくらでも好きなように付けられることが、僕ら人間の素晴らしさだ。ありがたいと先に決めたら、理由は後から付けられる。
話しは戻るが、感謝することがどうして活躍する人につながるのか?
これは僕の経験からの仮説、だが。
何事も他人に投げかけたものは、やはり必ず自分に返ってくる。
ありがとうの言葉、実は投げかけた相手をやる気にさせている。
相手を勇気付け、応援する行為になっているのだ。
意識して感謝し続けると、今度は周囲が自分の応援団になっている。
あなたの成果を上げるために、周囲が黙っていないのだ。
結果的に、周りのサポートのおかげであなたは活躍する。してしまう。
つまり活躍してしまう人、できる人の共通項には、
「感謝の量が人よりとてつもなく多いこと」。
以上が僕の仮説。
もちろん自分のスキルや知識を高めることも大事だけど、
その前に、いま足りないのは「日々のありがとう」なのでは?
一緒にやってみる?感謝強化月間。