KOMA NOTE

しごとやくらしにシンプルなストーリーを。思考整理コンサルタント・駒込浩明のブログです。

上司との関係のつくり方。

先日、かつて一緒に働いていた同志たちと飲む機会があった。会うたびに大体同じ昔話をするのだが、毎回大笑いできる。こういう時間って楽しくて心が軽くなる。

 

定番はやはり上司ネタ。今でこそ、経営者や経営幹部の相談にのっている僕だが、実は若い頃はよく上司との関係で悩んでいた。いろんな上司に仕えたが、正直にいえば、なかなか人間が好きになれなかった。上司とうまくやっている同僚を横目で見ながら羨ましく感じていたものだ。

 

でも、そんな僕にも分岐点がある。それはあることに気づたこと。「あ、な〜んだ」と。それ以降も複数の上司と仕事したが、関係性は以前より楽になった。

 

それは、視点をこう変えたからだ。

「上司という”人間”」を支援するのではなく、

「上司の目指す”ゴール”」を支援する。

 

たったこれだけ。当たり前すぎますか?

僕が苦しかったのは、人間を見ていたから。自分の中に理想の上司像を描き、上司とはこうあるべし、と勝手に押し付けていた。それが現実と違うと、そりゃ不満になる。

 

完璧な上司(経営者)などいないのだ。勝手な理想像を求めるのではなく、「このボスありき」という現実から出発する。大事なことは、「会社という船」をどうにかしてボスである船長の思うゴールまでたどりつかせること。そのゴールに焦点を当てて創意工夫を集中させる。すると、周囲とガチリと噛み合う瞬間ができてくる。実際、この視点変更ができてから周囲も驚くほど成果が出るようになり、徐々に認められるようになってきた。不思議だが、あれほど、、、だったのに、上司の良いところが見えてきたりもするもの。

 

これはあなたのケースにも置き換えられるはず。ボスがインド人であろうが、中国人であろうが、男性であろうが女性であろうが、年上であろうが年下であろうが関係なく、まず最初の一歩は、そのボスの目指す「ゴール」をしっかり把握すること。

把握したら、自分のできることを役立てるように提供していく。シンプルでしょ?

 

その支援の中で、自分の個性や創造性を発揮していけばいい。

むやみに手を広げてなんやかんやと勉強すればいいわけではない。

大丈夫、焦らなくていい。

 

今にして思うけど、会社員というのは、個人と社会が実はダイレクトにつながっていない。「会社という船」を経由してはじめて社会とつながることができる。

端的に言おう。あなたの役割は「会社という船」を目的地へ行かせることだ。

 

そこを踏まえた上で、あなたのボスの目指しているゴールとは何だろうか。

意外とぼんやりしてない?

わかったつもりでは?

動ける?

 

もしもいささか不安を感じたなら(感じるだろうと分かって言うのだけど)、自分の解釈をメモに言語化しておいて、ボスに確認してみよう。3分もらえたらできる。

 

それがモヤモヤ解消になり、今の状況を変える第一歩となれば、僕も幸いです。

ご参考までに。

 

ちなみに今の時代、ゴールは変わります。1度確認したらいいのではなく、状況変化が想像以上に早い今の時代を捉えて、定期的に確認するのがよいと思います。

船だけに、結構波は荒いのです。