KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

誰しも、修行の時期は必要だ。

今の僕がいるのは、20代後半から30代半ばまで、コンサルティング会社でとことん仕事に集中し、上司や顧客に鍛えてもらったあの日々があったから。楽しかったが本当に苦しい日々だった。

とりわけ僕は不器用だったから土日もGWも、会社で仕事をしていた。非効率極まりない日々。ほぼ毎日電車がなくなる時間まで仕事をし、心身の限界すれすれまでを経験した。もう二度と戻りたくないが、あの時期に経験をさせて頂いたことすべてに心から感謝している。プロとしての仕事に対する構え、そしてビジネスにおける知的体幹を作ることができた(と思う)。

 

今メディアでは毎日、働き方改革と喧伝されている。生産性を上げることは必要だし、大賛成。無駄な残業はさっさとなくせ、と思う。だからこんなことを言ったらダメなのかもしれないが、あなたには正直に言うね。(悩んでいるAさんへ)

 

もしもある分野でプロとして生きていきたいなら、誰しもある一定期間、これってありえないねーっていうほど仕事に没頭することが必要だ。理不尽なくらいにね。

目先の評価なんか、捨ててよし。長い目で見て目先の給料以上に経験を取れ。本当の底力とは、とことん仕事に没頭し、苦しみ抜いた時期にしか養われない。

 

お子さんも生まれて、大黒柱として家族を養っていくんだろ?

この先どんな世の中になろうが、身ひとつで稼げる力、大事な家族を守る力を鍛えるのは、今なんだよ。

 

すべてをかけて、猛烈に働いてみよう!その経験自体がほんとうの自己投資。それが将来がっつりリターンになってくるんだ。

経営や環境に不満言っている暇なんてないんだよ。厳しいこと言うけど、給料が安い理由は、自分が価値を創り出せてないからに他ならない。

 

さぁ、くわ持って外へ出ろ、働けー!

 

修行しよう。それは僕も同じだ。