色付けが未来をつくっている。
目の前を歩いていた人が小さな突起に足が引っかかり、ハデに転んだ。
さて、あなたならどう思うか?
①アハっ!バカな奴だな(他人事、批判しか思いつかない)
②あそこに突起があるのか、危ないから避けよう(自分ごとに置き換えている)
③後ろからご老人が歩いてくる。教えてあげよう。(受け取った情報を役立てている)
事実というのは、無色透明です。
その色付けを僕らが勝手にしているだけ。大事なのはその色付け(解釈)を僕らは自由に選択できること。解釈次第でその後の人生への影響は大きく異なります。
しかし、多くの人はこの事実に気がついていない。仕事でも普段の暮らしにおいても。そのため状況に不平不満を言い、変えられない環境に愚痴をこぼすのです。
生まれて初めて、僕らの国の上空をミサイルが飛んでいるという事実。
こんな時だからこそ、僕らはこの事実にどんな色付けを選択するのか、解釈力を試されているように思うのです。
メディア情報や識者の意見は参考程度に。「世の中どうなるのか?」ではなく、必要な問いは「自分はどう生きるのか?」ですよ。
自分の頭で考えてみましょう。抽象的ですが、僕はより良い未来への色付けをし続けます。人間の知性を信じて。
息子が、最近のことにとても関心を持ってアレコレ質問してきます。世界を知る良い機会です。地球儀を見ながら地政学を一緒に考えてみたいと思います。