KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

ふんどし一丁で、加藤ミリヤを聴く。

思考整理コンサルタント駒込浩明です。

 

 

私は社会人になって何年もの間、ずっと成功者になりたかったのです。

 

成功者の定義は曖昧で、周りからすごい人と思われたい程度でしたが。

(なれるわけが、ない。)

 

不器用な自分にプレッシャーをかけつづけ、常に高いハードルを課し、

 

小刻みな挫折を何度も乗り越え、猛烈な努力の先にいつか成功者として

 

賞賛を浴びて世の中に君臨できる日がくるのではないか、

 

いつも歯を食いしばって、拳を握り、腹筋パーン!と張り詰めて

 

仕事をしていた時期がある。

 

苦しいけど、これがビジネスパーソンの生きる道、

 

正解にしようと自分を奮い立たせて。

 

数多の自己啓発本を参考にし、なりたい自分のイメージを印象付け、

 

成功者のような口ぶりを意識し、身なりもそれなりにしなければ

 

と相当額の投資をしたものです。(振り返ると恥ずかしい・・)

 

 

成功者になれるなら、何でもするつもりでいたから。

 

実際、一時はうまくいった。しかし同時に体調も崩した。

 

 

結局、『私はいつも答えを探しすぎていた』ことに気がついてきた。

 

 

しばらくすると、成功者を演じることが嫌になった。

 心のどこかで自分を偽りだと思いながら。

 

利口に見せること、それがなんになる?

 

数万円するモンブランのボールペンより、

 

千円のuniのジェットストリームの方が

 

よっぽど書きやすくて使えるわ。これで十分。

 

見栄や偽りを捨てて、自分の”ほんとう”で生きてみよう、と。

 

 

そこで私はどうしたか?

 

まずサラリーマンを辞め、個人事業主になった。

(別にここで独立を推奨するわけではありません)

 

そして、これまで信じ切っていた常識をたくさん手放しにかかった。

  

・力を入れるのではなく、ゆるめた。

・スピードを捨て、ペースを落とした。

・儲かるかより、楽しいかで判断した。

・ネクタイを捨てた。

・ブランド服は買わなくなった。

・毎日家族と朝食をともにした。

・仕事もほどほどに減らした。

などなど。

 

人生を変えるきっかけはいつも、自分の思い込みを疑うことから始まる。


結果として、瞬く間に心身ともに健康になった。

 

そして、豊かさを感じる爽快な毎日になった。

 

 

 

今、あなたが「正解」を求めたい気持ちはわかります。

 

今のあなたにとってのベストな答えというのはたしかにあるのだと思う。

 

しかし時間の経過でそれは変わる。

 

すでに次の瞬間、新しいベストが生まれているのかもしれない。

 

だったら、

 

いつもピンポイントで正解を得ようと一生懸命になるのではなく、

 

無防備なまま「よりよいものはなんだろう」ぐらいで

 

いつも楽しく追求していくほうが健全な生き方かもしれません。

 

 

過剰な計画や計算もいらないのかもしれませんよ。

 

 

むしろ無防備になり、アホになり、頭を使う割合を減らす。

 

すると、心が働き出します。

 

わたしがそうだったように、

 

頑張る人ほど、頭だけでものを考えすぎています。

 

こういう人を知識メタボ、と呼んだりします。

 

しかし心を働かせることができなければ、人は動いてくれません。  

 

 

試しに、頭ばかり使うのをやめて、

無防備な自分をはじめてみませんか?

 

楽しい景色が広がってくること受け合いです。

 

 

今日、私は自宅兼仕事場で加藤ミリヤを聴きながら、

 

(なんか彼女の楽曲は心が躍ります)

 

妻がプレゼントしてくれた

 

シャレフン一丁を身にまといながら、

 

ユルユルと、”無防備に”このブログも書いていました。

 

 

 

無防備とはあなたにとってリスクではなく、

新しい景色がひらけてくる可能性のキーワードなのだと思います。

 

ちなみに、「シャレフン(おしゃれなふんどし)」は男女ともにおすすめです🎶。