会社を戦場にしない。
「お客様のため」と言いながら、その戦略と戦術を腕組みし、険しい顔で考える。
このシーンにずっと前から何か違和感を覚えていた。
でも置き換える言葉が見つからず、
僕も戦略と戦術という言葉をクライアントに使っていた。
しかし、もう自分をごまかせなくなってきた。
そんなミーティングは正直、楽しくないのだ。
自分たちが楽しくないのに、顧客が楽しくなるわけがない。
何か大昔、男たちが戦っていた国盗り時代の古い男社会の競争意識と原理が未だ横たわっているようだ。
戦略・戦術という言葉を大切にし、
経営に当てはめ、勝ち負けにこだわる。
ハァ〜ちょっとしんどい。みんな顔色悪いじゃない。
そろそろ戦わない新しい思考の経済社会を創る時代に入っていいのではないか。いやすでに入っている。
もう経営に刀を持ち込まなくていい。
未だに会社が戦場になっていませんか。
その刀、「笑顔」と「温かさ」に持ち替えましょうよ。そろそろ。
戦わない方が、社員、顧客から支持を受けるから。
「笑顔」をもたらす方策を、社の中心にしよう。
なぜなら、「出会った人を幸せにすること」。
これがサービス業の本質だからだ。
戦略戦術を何に置き換えてもいい。
それが楽しいムードになるなら。
それが関わる人を笑顔にしていくなら。
ちなみに僕は今のところ「企画」と置き換えている。
言葉が世界を創る。
あなただったら、どんな言葉に置き換えてみますか?