KOMA NOTE

”軽やかにシンプルに生きていく”考え方や実践をフリーランスの人材育成クリエイターがつづります。

若手コンサルタントへ伝えたいこと

論点を正しく定める。

若手のコンサルタントの皆さんは肝に銘じてほしい。

論点設定を間違えると、議論できないし、何も成果は得られない。

顧客から頂いた検討課題が抽象的だったり、絞りきれていないのは当たり前。

それをいかに噛み砕いて食べやすい大きさ(要素)に因数分解できるかが腕の見せ所。

ぜひ身近な先輩コンサルタントの技を真似して腕を磨きましょう。

 

なぜ僕がこんなことを書くのか?

昨今の政治状況に、さすがに国民のひとりとしてオイオイと言いたくなったから。今から独り言をつらつら言います。(さーっと流してください)

 

昨今の野党は計算なのか阿呆なのかは別として、いつも戦争か平和かという大きくてざっくりした対立軸でなんとか大衆迎合型の論争を仕掛けようとしてきた。しかし、もういいよね。そもそも誰も戦争したい人なんていませんから。平和がいいに決まってます。有権者はそんなアホではないのです。

もういい加減にWHATを合わせましょうよ。「違い」に執着し続けるよりも、日本をよりよくしていくための「一致点」を探しませんか?

その上で初めてHOWの話に入れるわけだから。日本を守り、前進させて下さい。

ファシリテートするのは与党でしょう。しかし論点・争点の設定は野党の役割なはず。

与党も野党も時間と費用の無駄を費やしているとお感じにならないのだろうか?私のようなコンサルタントだったらとっくにクビですわ!マスコミもどうでもいいスキャンダルをアレコレ追及するのもほどほどに、ちょっと野党を補完できる切れ味ある問題提起をする力量をたまには見せてほしいもの。

 

独り言はここまで。

若手コンサルタントは、この政治状況を眺めながら少し自分に引きつけて考えてみてほしい。どうすれば実りある議論になるのか、自分だったらどういう論点を設定するのか。政治は決して遠い世界のことではない。君のお客様企業でも企業内政治は行われているかもしれない。正論ばかりでは仕事が進まないこともなんとなく分かり始めてきたのではないですか。その上で、まだ自分の理想を実現すべく日々格闘しているのでしょう。

国政を決して他人事として傍観するのではなく、自分の思考を磨く最高の素材としても捉えてみてはどうだろうか。

君の腕も磨けると思います。

 

今日も笑顔を忘れずに。

 

 

※ちなみに私は、組織開発を専門としたコンサルタントの端くれです。